「心のゴミ」は無限大

皆さん、こんにちは。心の学校キャンパススタッフの宮田です。

「心のゴミ」の捨て方を間違えると抜き差しならない状態になることもあります。最近、私もそれを体験しましたので、少しまとめてみたいと思います。

私は15年間位単身赴任状態でしたが、最近家族と同居することになり、その環境変化もあり、忘れていた不満みたいな感情が表面化するようになりました。

今から思うと、その時の対応を私は失敗したかなと思っています。不満や不安を家族という信頼感から、私は言葉にしてしまいました。

すると、新しい「不安」が次から次に頭によぎるようになり、やがては、それが「自責の念」に繋がり、毎朝恐怖で目が覚める状態になりました。

私はこの状態から、2年近く抜け出せませんでした。8年前、「YSこころのクリニック」を通じて「心の学校」にご縁したときの状態に戻ったかのようで、本当に苦しい時期でした。

回復のきっかけは、佐藤先生のセミナーを聞き、「心のゴミ」の正体について腹入りできていなかった点に気づけたことです。

YSメソッドでは、「心の3層構造」の真ん中にある「過去の記憶」からなる「潜在意識」は、すべて「心のゴミ」と言います。

その記憶は、遺伝子の記憶も含まれ、人類創成からの記憶といえ、それは無限大です。そして、「原因と結果の法則」から、今の心の状態がマイナスであれば、マイナスの現象を呼び込み、それはさらにマイナスの心を増幅させます。

「心のゴミ」は無限大。そして、「心のゴミ」を言葉にすると、マイナス状態が現実化し、さらに新しいゴミを生み出します。

そのような悪循環をしている内に、私はドツボにはまったのだと思います。佐藤先生は、「心のゴミ」を放置することは、ちょうど部屋に生ごみを閉じ込めたようなものだと言われ、そのうち腐敗し悪臭を出すようになり、周りの人からも避けられるようになると言われます。

YSメソッドには、「心のゴミ」を捨てるためのワークがたくさん用意されています。要は、無限大にあるゴミに焦点を当てるのでなく、「本当の自分」に焦点を当てるワークをすることが鍵になります。

私は同居という環境変化も重なり「心のゴミ」をついつい言葉にして捨ててしまったことに問題があったと、今は理解しています。

「心のゴミ」の捨て方を習得するだけでも、人生を大きく好転させると思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

心の学校キャンパス事務局