こんにちは、心の学校キャンパス スタッフ 坂口 雅一です。よろしくお願いいたします。忙しさに追われる日々の中で、心に余裕が持てなくなっていませんか?
今回はそんな日々を過ごしていたあるレストラン店長が、YSメソッドで人生に変化を起こした体験談をご紹介します。
小田切剛志さん(仮名:インタビュー当時50歳)の体験です。
レストランの店長をしている小田切さんは、深く落ち込んでいました。お店の売上はなかなか伸びず、スタッフとの人間関係もうまくいかず、「このまま続けていけるだろうか」と自信をなくしていたそうです。
そんな小田切さんが転機を迎えたのは、YSメソッドで「本当の自分」に出会ったことがきっかけでした。
◆「店長、何だか明るくなりましたね!」
YSメソッドの受講後、彼の表情や言葉は明るさを取り戻していきました。「店長、最近なんだか雰囲気が変わりましたね」とスタッフたちから言われるようになったのです。
人と話すのが楽しくなり、スタッフ一人ひとりに声をかけるようになりました。その結果、お店全体の雰囲気がパッと明るくなり、自然と笑顔が増えていきました。
◆ あえて“歩いてみた”雪の日の出来事
ある日、雪で交通がマヒし、車での出勤が難しい日がありました。「以前の私なら無理をしてでも車で向かっていたと思います。でも、その日はふと思ったんです。『今日は歩いて行ってみよう』って」歩いて出勤してみると、久しぶりの雪景色が目に飛び込んできました。
車で通っていたときには気づかなかった小さな池や、羽ばたくカモたちの姿に感動しました。「雪がくれた贈り物でした」と小田切さんは振り返ります。
◆ 心の時計がゆっくりと動き出す
「最近は毎日が楽しいんです。仕事をしていても余裕があって、全然疲れないんですよ。ああ、今日はいい日だったなって、そう思える瞬間が毎日あるんです」そんなふうに語る小田切さんの姿は、以前とは別人のようでした。
彼が言う「心の時計がゆっくり動くようになった」とは、まさに“余裕”を手に入れたことの証ではないでしょうか。
◆ “見る景色”が変わると、生き方が変わる
新幹線で見る景色、各駅停車で見る景色、自転車で走る道、歩いて見る風景―。通っている道は同じでも、見るスピードが違えば、見える景色もまるで変わってきます。
人は忙しさの中で、つい大切なものを見落としてしまいがちです。しかし、小田切さんは「本当の自分」に出会ったことで、自分の心の時計の速度を変えることができました。
それにより、これまで気づかなかった「足元のタンポポやアリ、空に飛ぶトンボの命の輝き」にも目を向けられるようになったのです。
◆本当の自分に目覚めたとき、心はぶれなくなる
「不動心」という言葉がありますが、本当の意味での“動かない心”とは、自分の感情を押さえつけることではないようです。
どんなに穏やかな人でも、突然後ろから殴られれば怒るでしょう。心は常に動いています。動くことが自然です。
しかし、「本当の自分」に目覚めたとき、人の心には揺るがない軸が生まれると心の学校キャンパスでは説明しています。それが本当の意味での“不動心”です。
そこから、日々の出来事への受け止め方が変わり、焦ることなく、物事を大きく、温かく見つめられるようになる -。
◆ 今、あなたの心の時計は何倍速で動いていますか?
自分自身を振り返った時、心はどのくらいのスピードで動いているでしょうか。心の中にゆったりとした時間が流れていますか?
YSメソッドを受講されて心の忙しい状態から余裕を持って人生を送れるようになった小田切さんの体験談を共有させていただきました。皆様のお役に立てば幸いです。
心の学校キャンパス・スタッフ 坂口 雅一