“不安”という重たい荷物を、降ろしてみた日

皆さま こんにちは。心の学校キャンパススタッフの加藤です。

4月も中旬になり、新生活をスタートされた方は少し慣れてきた頃でしょうか?毎日ドキドキワクワクしながら、学校や勤務先に行っていることでしょう。

新しい環境に慣れるまでには、時間がかかりますよね。期待と不安が同時にやってくるかもしれませんね。

何度か私の不安神経症について、お話しさせていただきましたが、今回もほんの少しだけお付き合いください。

突然ですが、「不安」を感じやすいタイプですか? 私はずっと、そうでした。理由もないのに心臓がドキドキしてしまう。

外に出るのも不安で、未来のことを考えるだけで、胸がぎゅーっと苦しくなる。その場から立ち去りたくなる。心臓がバクバクしてくる。

そんな自分を「弱いなあ」と思って、また落ち込んで…悪循環の中に、ずっといた気がします。手放すのは「症状」ではなく「思い込み」ある日、ふと思ったんです。「私はずっと、“不安を感じてはいけない”と思っていたな」と。

不安を感じたらダメ。元気でいなきゃダメ。みんなみたいに、ちゃんとしてなきゃダメ。そうやって、自分をずっと責めていたんです。でも、少しずつ気づいていきました。

「不安は、あってもいい。でも、それに振り回されなくてもいい」と。「なるようになる…」そう思えるようになってから、少しずつ“重たい荷物”が軽くなっていきました。

見えない「心のゴミ」を捨てるということ家の中を片づけるように、心の中にも“いらなくなった思い込み”や“もう役目を終えた不安”が溜まっています。

それをひとつひとつ、「ありがとう」と言って手放す。そんな日々を繰り返していたら、気がつけば、ずいぶん呼吸が楽になっていました。

「不安」は敵じゃない。持ちすぎていた自分を、ちょっと休ませてあげよう。今日もひとつ、心の中で「もういらないかも」と思えるものを手放してみませんか。

あなたの心が、少しでも軽くなりますように。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

心の学校キャンパス事務局