こんにちは。心の学校キャンパススタッフ伊藤です。前回に引き続き、過去についてお話させていただきます。
私は誰にも何も言えなくなってから一度だけ、遠く離れてしまった親友に「もう頑張れない。死にたい。」と手紙を書いたことがありました。
向こうでは新しい友達もできて、部活も始めて楽しそうなのに、こんなこと言われたって迷惑になるだけだとわかっていても、何も言わずに死ぬことはできませんでした。
親友から返ってきたのは「今は辛いかもしれないけど、いつかまた再会するためにどうか生きていてほしい」今がしんどいから終わりたいのに、、、と思いましたが、全部読むと彼女の手紙には「頑張れ」とは書いてありませんでした。
「一緒に顔晴ろう」っていうんです。漢字が違うだけで当時とても救われました。このまま一度も会えずに人生を終えてしまうのはだめだ、と思ったんです。
ですがそれから頑張ろうとする度に、過呼吸を起こすようになりました。うつと過呼吸を繰り返し、不登校気味になりました。
登校しても保健室、とにかく人に会うのが怖い3年間でしたので、早く逃げ出したくて卒業を機に知ってる人のいない東京に逃げたんです。
環境が変わり、だんだん自分の弱さがわかるようになって、時間はかかりましたが「ここまで頑張ったらいい」と自分で線引きして無理することなく、生活できるようになりました。
今でも過呼吸を起こすことはあります。頻度は減りましたが、パニックにならず対処できるので、学生の頃よりしんどくはないです。
あの頃を救ってくれた親友とは今でも連絡を取っています。昨年の結婚式では臨月なのに、飛行機で来てくれようとしていました。
さすがに何かあっては怖いので、欠席してもらいましたが、テレビ電話をつないだら入場前から号泣していたようです(笑)いい友達に出会えたな、とふと思います。
あの時人生を終えなくてよかったと、言い続けられるような生き方をしていきたいですね。
☆お知らせです☆
5月8日(木)にカレーカフェSHINGAにて、お花の命をつなぎ、生活に少し彩を与えるフラワーワークショップイベントを開催します。
▽詳細はこちら
https://forms.gle/CiDJFieTb5hkcxAx5
心の学校キャンパス・スタッフ 伊藤