皆さま、こんにちは。本日は心の学校・キャンパススタッフ奥村紀子が担当いたします。
今年は気温が低く、桜の花が満開になってからずいぶん長く楽しめています。皆さまはお花見に行かれましたか。
前回は卵巣が大きくなり、妊婦のようにお腹が大きくなったところまでお伝えいたしました。
大学病院に検査に行ったのは11月後半になっていました。限りなく悪性に近いが、腫瘍を検査しないとハッキリわからないと言われました。
日増しにお腹は大きくなっていくのに、大学病院では手術が3ヶ月先だというのです。少しでも早く手術できる病院はないのか調べて、大きな手術の経験が多くあり、婦人科で有名なところを検索し、転院を決めました。
大学病院の先生に紹介状を書いていただき、その足で調べた病院に行きました。そこでも、手術は大変混んでいて2ヶ月後でしたが、もうそこに決めました。
仕事はスーパー勤めですので、お歳暮が終わる12月4日までの勤務でした。人員不足の中、暮れにお休みいただくなんて、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
その頃は、朝は気が張っているので、何とか仕事に行くのですが、夕方から熱が出始めて、夜中はうなされるほどでしたが、また朝には熱が下がり仕事に行けるのです。もう体は限界でした。
12月5日から、やっと休みに入り、相当疲れが溜まっていたのか、3日間は起き上がれず横になって過ごしました。
その後、お腹は大きくなっているもののクリスマスや年末年始を15年ぶりにのんびり過ごす事が出来て、嬉しく、ありがたいなぁ〜なんて思っていました。
必死だけど楽しく、仕事をしてきたので自分の中に、こんなにホッとする気持ちがあるとは夢にも思いませんでした。
自分では気づけなかったけど、本当の気持ちに気づくことが出来ました。
2015年1月の検診は、輸血のための血をとりに行きましたが、貧血がひどく血をとる事が出来ませんでした。
もうお腹は臨月より大きくなって、横になって寝る事が出来なくなっていました。手術まで、後2週間、ますます大きくなるでしょう。なのに、不思議と私は大丈夫という根拠のない確信がありました。
長くなりましたので、今日はこの辺で。この続きは次回にお話しいたします。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
心の学校キャンパス事務局