皆さん、こんにちは。心の学校キャンパス・スタッフの金田美好です。今日は両親から愛されていないと思い、うつ病になられた方の体験談をご紹介させて頂きます。
両親との関係が原因でうつ病になるも「本当の愛」を知り即寛解!矢島芳雄さん(仮名・52才)
愛情を受けずに育った人生。私は妻と小学生の息子、そして両親と同居しています。この両親が私のうつの原因でした。
父は昔からから自分の仕事の話しかしない人で、母は色々良くしてくれましたが、1回も抱きしめてもらったことがなく、愛情がないと思っていました。
高校生の時、両親は海外にいて、私は寮で1人で暮らしていました。大学受験のストレスで40度の熱が1週間続いて入院したのですが、両親に頼んでも帰ってこなかったんですね。
なんとか大学には受かりましたが、私はなんて親からの愛情を受けずに育ったんだと思いました。
20才の時、その理由の一つが分かりました。実は、今の母は本当の母でなく、私が幼い頃、両親は離婚していたことを告げられたのです。
社会に出てからは、父を見返したくて頑張ってきました。サラリーマンでは父を抜けないと思って6年前に独立したのですが、何かが違う感覚があって調子が悪くなっていきました。
さらには大きな取引先の仕事が無くなってしまい、サラリーマンの安定収入を捨てた自分を責める毎日になりました。
そこで初めて心療内科を受診し、うつ病の診断を受けました。自宅ではライバルである父と顔を合わせたり、父の物音がするだけで本当に嫌で、最終的には家を離れるためにも入院することに…。
入院先はいい病院で、2ヶ月でかなり回復しました。しかし退院すればまた父と暮らすわけで、それでは元に戻ってしまうと感じていた時、佐藤先生の本に出会い、退院したその足で心の学校に向かいました。
両親の印象が180度変わった!
YSメソッドを受けて驚いたのは、両親の印象が180度変わってしまったことです。この2日間でうつ病も寛解しました。
大学受験の時、入院しても帰って来なかったのは、父が「お前はもう自立した男だ。40度の熱ぐらいでガタガタ言ってるんじゃない。そのくらいお前だったら全然平気だ」と、私に伝えていたのが分かったんですね。
育ての母が抱きしめてくれなかったのは「私はあなたの本当の母親じゃないよ」と教えてくれていたんです。それも「あなたは大丈夫。一人で生きていける強い人間だよ、あなたは素晴らしい、強いお母さんから生まれたんだよ」と教えてくれていたのを感じました。
これが本当の愛だと、自分でもびっくりして大泣きしました。父と二人の母の、この三人のもとに生まれて本当に幸せ、この素晴らしい親たちの子供なんだから、私はなんて素晴らしい人間なんだと心から思ったんですね。
それからは、家での生活が丸ごと変わってしまいました。父との何気ない会話がとても嬉しく感じます。
その環境で仕事もだんだんブレなくなっている自分を感じ、これからの人生が本当に楽しみになりました。
愛の不足感からうつ病になられた方が、深い心(本当の自分)をYSメソッドで開発されることで、全く親への思いが変化されて大きく人生が好転された体験談でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
心の学校キャンパス・スタッフ 金田美好