35分の奇跡

こんにちは。心の学校キャンパスの熊崎です。

大井車両基地で新幹線の整備・清掃のお仕事をされているS・Sさんから続報が届きました。S・Sさんには、職場にどうしても苦手だと感じていた先輩がいらっしゃいました。

前回の体験談では、その先輩に対して「美点発見」をいっぱいやって、1か月後には関係が大きく改善し、お互いに信頼し合える関係になったというお話をご紹介しました。

そして今回は、その先輩との信頼関係があったからこそ起きた“35分の奇跡”とも言える出来事です。S・Sさんの素晴らしい体験談をご覧ください。

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「苦手な人がいてもいい」というタイトルで体験談を出しています。続報という形になりますが体験談をお話ししたいと思います。

2025年12月の年末、久しぶりにとんでもない汚損がありました。

私は新幹線の整備、清掃の仕事をしていますが、一人苦手な先輩がいました。その先輩に対して美点発見をいっぱいやって驚くほど人間関係が改善しました。

去年の年末に「“便”の汚損が発生したので対応お願いします」という連絡が入りました。その時はさすがに動揺しましたが、その苦手だった先輩が「厳しい汚損だけれど頑張って対応しよう」と言ってくれました。

3号車のトイレ、4号車の大阪寄りの通路、そして11号車の多目的室に“便”が付着していました。

整備時間は40分しかありませんでしたが、かつては苦手だった先輩と手分けして作業を行い、約35分で対応することができました。

“便”の汚損を短時間で処理するのは奇跡だと周りの人たちが言ってくれました。先輩との人間関係が改善したおかげで厳しい汚損も無難に対応することができました。

ありがとうございました。

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時間との戦いという緊迫した状況の中で、かつては苦手だった先輩と声をかけ合い、心を一つにして対応できたことによって起きた奇跡だと思います。

私もこのゴールデンウィークに新幹線に乗りました。ホームで発車を待っている間S・Sさんの笑顔が浮かんできて、新幹線の整備・清掃のお仕事をしてくださっている皆様のおかげで、こうして快適に旅行をさせていただけているのだと、心から感謝の気持ちが湧いてきました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

心の学校キャンパス 熊崎美雪