うつになって良かった

皆さん、こんにちは。いつも読んでいただきありがとうございます。心の学校・キャンパスのスタッフの武山円です。

はじめまして。私は、心の学校グループのYSカウンセリングセンターでカウンセラーを務めています。

今回は、自己紹介を兼ねて「うつになって良かった」私の人生についてお話したいと思います。

私は、9年前にうつ病になりました。きっかけは教員の仕事のストレスでした。幼少期から生きづらく、自己肯定感を感じたことのなかった私にとって、支えにしていた仕事に行けなくなったことは、生きていられないほどの苦しみでした。

「自分の人生はもう終わりだ…」と思いました。YSこころのクリニックと出会い、藁をもすがる思いで、心の学校、そして佐藤康行学長のセミナーを受講しました。そして、87日後、うつ病が消えました。

初めて、自己肯定感を感じることができ、心の底から自分が変わったことを実感しました。その後、男性不信だった私がまさかの結婚と出産。二児の母となりました。

一生、教員として生きて行くと思っていた私が転職し、カウンセラーとなりました。

現在は、YSカウンセリングセンターの他、小学校と中学校でスクールカウンセラーをしています。

先日、学校でのカウンセリング中、こんなことがありました。家庭環境のストレスから命の危機にあったお子さんがご本人が元気になっただけでなく、ご家族丸ごと好転していました。

そして「カウンセリングのおかげです」と涙ながらに話してくれました。その瞬間、「生きていて良かった」「これが私の喜びなんだ」と思いました。

うつ病になったからこそ、授かることができた命。守ることができた命。つなぐことができた命。

うつ病になったおかげで今、目の前にたくさんの、かけがえのない、大切な命があります。

うつ病になったときは、「こんなはずじゃなかった…」と自分の人生を恨み、悲しみましたが、うつ病になったおかげで今、大きな喜びを感じ、最高の人生を歩んでいます。

過去の私は、幸せや喜びを外に探していました。どちらも自分の心の中にあるということそして、今も目の前に幸せも喜びもあふれているということを実感しています。

これからも「こんなはずじゃなかった」と思うこともあるかもしれません。でもそれも宝物。

今、目の前に広がる日常が、どんな宝物なのかワクワクしながら、今日も生きていきたいと思います。

これからお読みくださる方が希望がもてて、少し心がほっとするようなメルマガをお届けしていけたらと思っています。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。明日の配信も楽しみにお待ちください。

心の学校キャンパス事務局