製薬会社の研究職だった。うつ病の薬は飲みたくなかった。佐藤康行メソッドで自分を取り戻せた。

こんにちは。心の学校・キャンパススタッフの池田和秀です。今日は、製薬会社の研究職を務めるなかで、うつになり休職、通院を繰り返しておられた方が、佐藤康行メソッドの日間集中カリキュラムに取り組み、うつ病から回復された体験をご紹介します。

ご受講時37歳だった山下弘樹さん(仮名)の体験談です。仕事がうまくいかなかったことや人間関係をきっかけに、長い時間うつに苦しめられ、何か月もの休職や通院を繰り返していた山下さんでした。

医者からは「薬を飲み続けるように」と言われるものの本当のところは嫌だったと言います。

「私はもともと製薬会社の研究職でしたから、出された薬が体に良くない成分でできていることが分かっていました。薬を飲み続けているうちに、どんどん太っていましたし、効果がないのも分かりました。日本にない薬を個人で輸入したこともありますが、やはり根本的な解決には至りませんでした」

山下さんは、小さい頃から、なぜか自殺したいと思ったことが何度もあったといいます。幼少のときからお父さんが怖い存在で、父母のけんかに心を痛めていました。

うつ病の発症後は、病院を受診するかたわら、カウンセリングを3年くらい受けていて、しばらくは安定していたのですが、今までになく自殺したい気持ちが湧き上がってきて、今回こそは何をやっても駄目だろうと諦めていた時に『うつ病は90日で90%が治る』という佐藤康行メソッドの電子書籍に出会います。

これが回復への入り口になりました。はじめて2日間集中カリキュラムに参加したときの体験を、山下さんはこう語っています。

「2日間のカリキュラムに参加して、私は一生懸命、自分のワークを続けていました。その私のすぐそばで、親子で参加されている方が「本当の自分」を体感して、抱き合って泣いておられました。

その声やエネルギーに影響されたのか、私の胸の奥深くから、ものすごい愛が一気にワーッと吹き出てきました。それはまさしく、父母からの愛でした。

その愛を全身で体感し涙をボロボロ流して泣き崩れました。それで、心が全く変わってしまい、1日でうつが治ったと確信できました」

それから間をおかず、山下さんは2つ目の2日間集中カリキュラムに参加されました。この時の体験と気づきを、こう語っておられます。

「このときのワークで、父との思い出を深く掘り起こしたことで、心の底からの涙を流し、これまでのネガティブな記憶をすべてプラスに変えることができました。私は本当に「ああ、もうこれで大丈夫だ」とうつ完治のだめ押しをすることができました。

私は父のことを、愚痴をグチグチ言っていて、体が弱い弱虫だと思っていました。しかし今は、本当は父は優しくて、私にそう見えていただけなのだと分かります。

今までの私は、うつ病の治療法を外に求めたり他人に頼ったりしすぎでした。私は、佐藤康行メソッドに出会えてとてもツイていると思います。

これからもっといろいろなことができると思います。なにせ、本当の自分を取り戻すことができたのです。

もしこのメソッドに出会っていなかったら、みずから命を絶つという最悪の選択をして、両親を始め、多くの人たちに迷惑をかけていたかも知れません。そう思うと、本当に感謝でいっぱいです」

いかがでしたでしょうか。今回ご紹介した体験談が、今、うつ病で苦しんでおられる方のお役に立ちましたら幸いです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

心の学校キャンパス・スタッフ 池田和秀