「しんどい月曜の朝」が・・

こんにちは。心の学校・キャンパススタッフの熊崎美雪です。

月曜の朝、会社に行くのが憂鬱で「大丈夫、大丈夫・・」と自分に言い聞かせながら、重い足を引きずって会社に向かう。

20年前の私です。心の中は不安でいっぱい・・仕事でミスをしたら・・お客様からクレームがきたら・・どうしよう・・まだ何も起きていないのに先のことを考えて常に不安で仕方がないのです。

夫が亡くなってから今まで当たり前にできていたことが当たり前にできなくなり、人間関係もうまくいかなくなりました。

運よく仕事は決まったのですが、職場の人間関係がうまくいきません。

新しく働き始めた職場の同僚は、とても仕事が出来る女性でした。

教えても、教えてもミスを繰り返す私にいつもイライラしていました。

やっとみつけた仕事です。簡単に辞めるわけにはいきません。頑張ろうと思えば思うほど状況はさらに悪くなってもう、会社を辞めるしかないか・・というところまで追いつめられていました。

自分の心なのに自分でどうすることもできない。人生の中で初めての経験です。

そんな時にお友達の紹介で「本当の自分」に出会うことができました。

家族に心配はかけられない、自分の力で何とかしようと頑張りすぎていた自分に気づきました。

そんな私を温かく見守ってくれている両親や家族に心から感謝が溢れました。

翌日、胸のあたりが温かくなっていました。驚いたことに、あれほど何をやっても消えなかった不安がきれいに消えていたのです。

その日は何も考えずにスッと会社に行くことができました。

苦手な同僚の女性に、笑顔で「おはようございます!」と挨拶ができたのです。

こんな簡単なことが、今までできなかったのです。ミスをして叱られても「ありがとうございます」と笑顔で返せるようになりました。

私の心が変わって、苦手だと思っていた彼女の見え方が、変わったのです。

彼女がいつも一生懸命仕事を教えてくれていたことに気がついて、ありがたくて仕方がなくなりました。

すると今度は彼女が変わってきたのです。やさしい言葉をかけてくれるようになり、丁寧に仕事を教えてくれるようになり、やがて自分の悩みまで話してくれるようになりました。

すべて自分が原因だった。

自分が変わると目の前の人が変わるということを人生で初めて体験しました。

この心で生きて行こう!そう思った瞬間、次の役割がやってきたのです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

心の学校キャンパス事務局