皆さん、こんにちは!心の学校キャンパスの宇田桂子です。今回は、寝たきりのお父さんの看病を義務的にやっていたのが、病院にいくことが楽しくて仕方なくなり、オムツを換えるのが全く苦ではなくなったというK・Hさん(51歳)の体験談です。
長年、家具屋を経営してきましたが、その経営が悪化し一時は自殺まで考えました。しかし、現在は立ち直り、新たに設備会社を設立し、日々営業に励んでいます。
そんな時、尊敬するある先生からYSメソッドの話を聞かされて、「自分の求めているものはこれしかない!」と思い、真剣な思いで佐藤先生のところを訪ねました。
そして、本当の自分に目覚めた後の人生は、まるで生まれ変わったかのように別人になりました。お客さんに対して、今までなら遠慮して言えなかったことを堂々と言えるようになり、営業に迫力が出てきました。
今までは、寝たきりのお父さんの看病を義務感でやっていました。あまりそれが負担なので、ひどい時など病院の階段を降りる時に「後ろから突き飛ばしてやろうか」と思ったほどでした。
ところが今では、病院に看病に行くことが「楽しくて仕方がなくなった」のです。オムツを換えてやることも、全く苦ではなくなりました。
そして、今ではお父さんに、「この病気はオレが必ず治してやるけんね」と励ましの声をかけています。
【佐藤先生の解説】
父を「突き飛ばしてやろう」というのは自分を責める気持ちと、人を責める気持ちが潜在意識は区別がつかないからです。
それが高じると、全く知らない人にまで危害を加えることにもなります。しかし、彼は本当の自分に目覚めることで、一切ストレスがなくなり、今まで苦だったものが、楽しみに変わったのです。
私たちは、現状を変えようと走り回りますが現状を変える前に自分の心を変えることが先決なのです。
心の学校キャンパス・スタッフ 宇田桂子