認知症だった母が、一人で演劇を見にいくほど元気に

こんにちは。心の学校キャンパスの熊崎美雪です。親の認知症というのは他人事ではありません。私にも高齢の母がいます。今まさに直面している方もいらっしゃるかもしれません。

本日ご紹介するK・Oさんは、ご自身が本当の自分に出会いYSメソッドの講座を繰り返し受講されたことで、認知症だったお母様の認知機能が戻り、回復しさらに家族の結びつきの強さをこの事を通して感じることができたという奇跡の体験です。

私がとても感動した体験談です。

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25年以上鬱でずっと抗うつ剤や睡眠薬を毎日飲んでいた母が、徘徊を始めました。突然笑い出したり独語もひどく、ずっと自分に話しかけ自分で答えていました。

そんなことが日に日にひどくなり一人で買い物に行った母は、なかなか家に戻ってこなくなりました。

パトカーに連れて帰ってもらったり、タクシーを呼んでもらって帰ってきました。通っていた心療内科に母の状態を話すとアルツハイマーと言われました。

一度母を入院させた方がいいと言われて母は入院することになりました。正直、私はほっとしていました。

父も私も、母に振り回されてクタクタになっていました。私には兄二人がいますが、結婚している兄たちに遠慮があり、母のことを素直に話すことができませんでした。

なぜ私だけが両親の面倒を見ないといけないのか、でも、入退院を繰り返す年老いた両親を見ると見ないふりはできず、ただただ苦しい毎日でした。

そのことがきっかけでYSメソッドの講座を毎週毎週受講しました。自宅でワークも行いました。半年くらいたった時、母は真我(本当の自分)だから大丈夫なんだと心の底から思え、だんだんと楽になっていきました。

4か月後母は退院しましたが、認知機能も元の母に戻り、驚くほど回復しました。担当医師も、「いったい何だったんですかね」と不思議がっていました。

月に一度の定期健診の度に、不思議がっていたそうです。兄たち家族も母のお見舞いに来て、家にいる父のことも気遣ってくれました。

この一連の出来事を通して、家族の結びつきの強さを感じることができ自分の自立、本当の自分の人生が始まったように感じました。

あれから父、母ともに、入院もせず、ずっと元気にしています。母は一人で外出して演劇を見に行くほど元気になりました。両親の仲も良くなったようです。

ありがとうございました。

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この体験談が多くの方の希望になりご家族の笑顔につながることを願っています。

心の学校キャンパス・スタッフ熊崎美雪