「力」ではなく「愛」で導く、真のリーダーが現れる

こんにちは。心の学校スタッフの中里昌克です。

今回も前回に引き続き、佐藤康行先生の著作『世界から戦争を消し去る方法』から、私が心と魂を打たれたエピソードをご紹介していきます。

いま世界には、さまざまなリーダーたちが存在します。アメリカのトランプ氏をはじめ、戦争が続くロシアのプーチン大統領、ウクライナのゼレンスキー大統領など、強い個性と主張をもつ指導者が注目を集めています。

もちろん、彼らの胸中を計ることはできませんし、直接会ったこともないので、私がどうこう言うこともありません。

ただ一つ確かなのは、彼らの判断や言葉が、世界の、そして地球全体の行く末に大きく関係しているということです。つまり、リーダーの在り方が直接僕たちの住む社会に影響を及ぼすというわけです。

今回は、佐藤学長が真のリーダー像について書かれた一節をご紹介します。

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歴史上、愛のリーダーが存在したことはあるのでしょうか?

その例として、インドのガンジーを挙げたいと思います。彼は当時イギリスの植民地だったインドを非暴力で独立に導きました。

武力も持たず、毅然とした意思表示と、ときに行う断食によって、大英帝国を圧倒したのです。

それは想像を絶する精神力の勝利であり、人間愛の実現でした。武力ではなく、経済力でもなく、愛によって人々を導いたのです。偉大な人間性が世界を変えた例として、人類の記憶に永遠に残ることでしょう。

もう、これからは肩書でリーダーになる時代ではありません。自覚を持ち、使命感を抱く人間がリーダーになる時代です。

真の精神力を持った人物が大衆を導く。そんな世界が、すぐそこまで来ています。そこで必要なのは肩書や学歴ではなく、華麗な弁舌でもなく、人の心の奥底まで到達する言葉です。

美辞麗句ではなく、朴とつな言葉、難解なカタカナなど使わない誰にでもわかる言葉、しかし覆しようのない魂から湧き出た言葉が、真我の時代を開幕させることでしょう。

そうした心と言葉を使う人物をこそ、人々はリーダーと認めるでしょう。

~(P119~120より引用)~

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ガンジーの姿は、特別な英雄譚ではなく、私たち一人ひとりに開かれた“生き方の選択”を示しているのだと感じます。

肩書や立場ではなく、「何を中心に生きるか」。それがリーダーシップの源泉になるというのは、ものすごく僕も魂に響きました。

怒りや対立をあおる言葉ではなく、相手の尊厳に届く言葉を選ぶこと。かっこつけるのではなく、朴とつでまっすぐな言葉こそ、むしろ本当のかっこよさにつながる気がしました。

真の精神力とは、相手をねじ伏せる力ではなく、自らの内側からあふれる真我の愛、慈しみなのでしょう。

真我を中心に据えるほど、言葉は澄み、行動力が増すのだと思います。そんなリーダーが、佐藤学長の「真我メソッド」で、続々と現れてくる時代がやってきている。そう感じられてしかたがありません。

そう、これからの時代の真のリーダーは、いまこの記事を読んでいるあなたかも知れません。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。