皆さん、こんにちは。 お読みいただきありがとうございます。 本日のブログを担当させていただきます、心の学校キャンパスのスタッフの坂口です。
私は心の学校グループでネット業務を担当しております。
本日は自分の経験と心の学校と出会ったことによる体験についてお話させていただきます。 母との間の葛藤の話になります。
私の母は、自分の思い通りにいかないと怒鳴ったり叩いたりすることが多く、ヒステリックな一面がありました。
幼少期から、勉強や習い事、家事の手伝いを強いられ、「嫌だ」と言っても聞き入れてもらえませんでした。
母に自分の話を聞いてもらえない状況が続き、子どもながらに心が壊れかけていることを感じていました。
ある日、「もうこれ以上は無理だ」と思っていた矢先、母が再びヒステリーを起こし、その時に心の中で「ブチッ」と何かが切れるような感覚がありました。
それ以降、母に抵抗するという発想すらなくなりました。心が壊れてしまったのだと感じました。
以後、母の指示に従うだけの無感情な「良い子」として生きるようになりました。 しかし、そんな生き方は社会では通じず、不登校になり、引きこもり、心療内科やカウンセリングに通う日々が続きました。
27歳の時、当時のカウンセラーの先生から「母親から離れなさい」という助言を受け、父に頼み込んでお金を援助して頂き一人暮らしを始めました。
その後、多くの方々の支えを得て手に職をつけ、社会的・経済的には自立できましたが、母への恐怖心は消えませんでした。
ある日、父が佐藤先生の著作を読んだ上でクリニック(当時)を勧めてくれました。パンフレットに記載のあった「根本治療」という言葉に惹かれ、受診を決意しました。
初めて真我開発講座を受講した時、何をしているのか理解できませんでしたが、翌朝、全身にじんましんが出て驚きました。
自分では「身体の中の毒が排出された」と感じました。現象を講座担当者に伝えたところ「好転反応」と説明を受け、受講を続ける手応えを感じました。
その後も講座を受けることで現象的な変化がありましたが、母への恐怖心だけは残り続けました。
学長のセミナーの質問の場で、3度「母親が怖い」という悩みを相談したところ、 3回目の際に「あなたはお父さんとお母さんの愛の結晶です」と熱心に語りかけて下さいました。
この言葉が心に残り、何度も繰り返し考えるうちに、いつの間にか母への恐怖が消えていました。
その後、母と再会する機会がありました。23年ぶりに会った母は老い、杖をついていました。母は人格的にも変わっていました。
「会いたかった」と言われ、私も会えて良かったと思えました。かつて母を恐れていた自分が、恐怖心を感じることなく再会できたのは、心の学校との出会いによる最大の奇跡だと感じています。
長文をお読みいただき、ありがとうございました。
心の学校キャンパス事務局
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