不登校は最高の人生への入り口!

皆さん、こんにちは。「心の学校キャンパス」スタッフの金田美好です。日頃からメルマガをお読みいただき、本当にありがとうございます。

私は12年前、YSメソッドに出会うきっかけは、娘たちの不登校、引きこもりでした。今回は講座を受け、初めて愛を感じた瞬間、本当の自分に出会った時のことを書きたいと思います。

当時、私は50才。夫は出て行き離婚しシングルマザー。2人の娘を育てていましたが、不登校など娘たちの問題をどうにもできず、悩みの真っ只中でした。

初めての二日間の講座は、よくわからなかったというのが正直なところでした。わからないのに、訳もなく涙が出てくる自分。

分からないのになぜ涙が出るのか、不思議だったことを覚えています。今から思えば、本当の自分に出会える喜びの涙だったのかもしれません。

当時の私は、父母から暴力を受け愛されなかった過去。両親が頭がいい妹ばかり可愛がり、私にはめちゃくちゃ厳しく、親の愛を感じられなかった過去で心がいっぱいでした。

当然、父母をテーマでは取り組めませんでした。最も愛を感じた人は祖母でした。

双子で生まれた私と姉は、祖父と祖母が1人ずつ世話係になり、父母と同じ家に暮らしながら、3〜4才まで私は祖母に殆ど育ててもらいました。

祖母は祖父の前妻が子どもを残して亡くなった後に、後妻としてこの家に来て、子どもたちを何人も育てましたが、みんな次々と病気でなくなっていたようです。

祖母はそんな大変なことがあったことなど全く感じさせず、いつも笑顔でニコニコしている祖母でした。

私がいたずらをしても母から怒られても「この子はいい子だよ」と言って笑顔でひざに座らせてくれました。

そんな祖母も小学校1年の時、祖父が亡くなるとぼけてしまいました。

トイレが間に合わなかったり、温泉で他の方の下着を着てしまったり、様々なことがありました。

そのうち、家族がおばあちゃんをバカにする態度になりました。大好きなおばあちゃんがボケてしまい、私はどうしてよいかわかりませんでした。

祖母の悪口を聞いて「やめて」と言いたかったですが、私はどうにもできず。

祖母を守れず申し訳なかったという思いがありました。

祖母をテーマに心を掘り下げた時、「おばあちゃん、本当にごめんなさい」「あんなに可愛がってもらったのに、私はおばあちゃんを守ってあげられなかった」「本当にごめんなさい」そんな思いが出てきて涙があふれてきました。

それなのに、浮かぶのはおばあちゃんの笑顔ばかりでした。そして祖母のひざのぬくもりも思い出しました。

当時、私は誰からも愛されていかなかったという強烈な思いを抱えていましたが、愛してくれた人がちゃんといたのです。

祖母からは、愛しかもらっていませんでした。祖母の無償の愛に涙があふれました。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。また、続きを書かせて頂きます。どうぞよろしくお願いいたします。

心の学校キャンパス事務局