チラシ配りでうつが治った!

こんにちは。心の学校・キャンパススタッフ谷和代です。本日は、うつ病を克服された方から最近届いたホットな体験談をご紹介させて頂きます!

『チラシ配りでうつが治った!』

私は30年間うつ病に苦しんできました。特にこの10年はひどく、会社を辞め、二度の離婚を経験し、人生が何度も崩れていきました。

環境を変えても心の闇は晴れず、自分の内側に原因があることに気づきました。「こうでなければならない」という思い込みや偏見、幼少期の記憶、「自分の考えを出してはいけない」という考えが根本にありました。

大きな転機は昨年2024年の佐藤康行先生の特別イベントの「チラシ配り」に誘われた事です。人に直接チラシを手渡すのは怖かったですが、「何とか変わりたい」という一心でやってみました。

すると、受け取ってくれる人がいたのです。その瞬間、心の中の「できない」という思い込みが少しずつ溶けていくのを感じました。

配れば配るほど、偏見や恐れが剥がれ、人とのかかわりの中で変化していく感覚を体験しました。

「大事なのは、どんな心で渡すか。どんな心で一瞬一瞬を生きるか」という佐藤先生の言葉が胸に残り、人にどう思われるか、恥ずかしい、逃げたいという思いと向き合いながら、自分の”クセ”を自覚しました。

初めてのポスティングはビクビクしながらやりましたが、ある時、「チラシ配りって、本当の自分を認めることそのものなんじゃないか?」と気づきました。

恥ずかしさを乗り越えなければ配れない。配ることで、本当の自分を自分自身で認めていく。勇気を出して地元の福祉協議会に行き、自分の体験を話すと、真剣に耳を傾けてくださり、チラシを受け取っていただけました。

大型マンションへのポスティングにも挑戦し、管理人さんに快く中に入れていただき、駐車場まで案内されるという出来事も起きました。

知らない人から挨拶をいただいたり、信号も駐車場もタイミングよく進んだり、全てが”スムーズ”に流れていったのです。

まさに「ゴールデンロード」を歩んでいるような感覚でした。イベント前日、カバンの底から5枚のチラシが出てきました。

最後の1枚まで手渡そうと、近所の公園へ行きました。知らない人に声をかけてチラシを渡し、最後の1枚を犬の散歩中の女性に渡しました。

「今までの自分なら絶対にできず、ここで諦めていた」それができた自分が誇らしくて、嬉しくてたまりませんでした。

家に帰り、ベッドに座った瞬間、「自分の中に、黄金の蔵があった」そう確信しました!あふれる涙。感謝と愛が止まりませんでした。

こんなにまぶしいものが、自分の中にあったなんて。このチラシ配りはただのチラシ配りではありませんでした。

何かの販売や勧誘のものではありません。誰にでもある「本当の自分」の素晴らしさを人に伝えたい、そう心からやっていた。

だからこそこんな境地になれたのだと思います。うつ病との30年間にわたる闘いは、「チラシ配り」という行動によって、大きな変化を迎えました。

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「チラシ配り」で人生が変わった、大変感動の体験談でした。最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。

心の学校キャンパス・スタッフ 谷和代