腰痛を握りしめていたのは自分だった

こんにちは。心の学校・キャンパススタッフの池田和秀です。これまでにYSメソッドのカウンセラーとしてみなさまが「本当の自分」に出会うお手伝いをしてきたなかで今も印象に残っている20代女性の方の体験をご紹介します。

中学生の時から悩んでおられた重度の腰痛がYSメソッドに取り組むことで解消した体験です。

この方の腰痛は、一時期は歩けなくなり車いす生活になるというくらい重いもので、毎月1週間くらい腰痛で寝込んでおられるほどでした。

何かに挫折するときは、いつも腰痛がセットになっていて、会社も腰痛で辞める経験をしておられました。

だから正社員になろうと思ってもなれないし、物を持つような仕事は全然できないので、いろいろと妥協した人生を送っていたそうです。

それがYSメソッドを受けて何か月が経ったとき、ピタっと止まったのです。ご本人は「ありえないと思うくらいビックリしました」とおっしゃっていましたが「同時に思い当たるふしがあった」そうです。

それはどういうことなのか、ご本人の言葉をご紹介します。

「思い起こすと、中学のときにすごく嫌だった長距離走を腰痛だと休めたり、腰痛だと、なにか、かばってもらえたり、腰痛を嫌だと思いながら、自分が腰痛を握りしめている感覚がありました。

YSメソッドを受けたことで握りしめていた腰痛を手放せた。だから自分から腰痛が離れていったのだと思います。これはすごく大きかったです」

この方は、お父さんにわだかまりをお持ちでした。お父さんを「大嫌い」と思っておられましたが、YSメソッドで「本当の自分」に出会うなかで、自分の将来を思ってくれていた父親の心が分かり、直接感謝を伝えるまでになられました。

同時に職場での人間関係も良くなり、誰かに変なことを言われたりしても「悪い人はいない、みんな愛の塊だ」と思えるようになって、くよくよしなくなり、だから疲れなくなったそうです。

そのような変化の中での腰痛の解消でした。心の学校・キャンパスの佐藤康行学長は「体は心の結晶体」と言っています。

体の表面に表れた身体症状も心に原因があるということです。今回ご紹介した方の体験では腰痛があることで嫌なことを休めたり、何かかばってもらえたりしたことが腰痛を握りしめることにつながっていたということでした。

頭では治りたいと思っていても潜在意識では、治りたくないという力が働いていることがあります。

たとえそうであってもYSメソッドで「本当の自分」に出会い、自分が満月のように完全完璧な存在だと体感することができると、病を握りしめて自分を守る必要はなくなります。

そうすれば、長年にわたり苦しんできた症状も消えていくということです。そのことを教えてくださる変化の体験でした。

今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

心の学校キャンパス・スタッフ 池田和秀