こんにちは、心の学校キャンパス スタッフの木下英治です。本日は、人は亡くなっても、永遠の命と出会える、ということを鎌田祥弘さんが、ご自身の体感を通して伝えてくださいました。涙が溢れて止まらなくなるお話です。
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私の「子供の頃の夏の想い出」をお伝えします。夏になると母親が家を出て行って、秋がはじまると母親が家に帰ってくるという毎年の「恒例行事」になっていました。
毎日のように繰り返される夫婦ゲンカと嫁姑ゲンカのドンチャン騒ぎが、夏になると母親が家にいないので、家の中が静かになります。
両親が離婚する事になり、私は父親に引き取られ、夏だけではなく、家の中が静かになりました。
母親に会うこともなく、声も聞く事もなく、何年も経った7月に母親から実家に電話がありました。
「もうすぐ目をつぶっちゃうから会いたい」と言っていました。「目をつぶっちゃう」というのは、もうすぐ死んでしまうから会おうとの事でした。母親は末期のガンでした。
母親と、母親方の祖母が付き添いで、ファミレスまで会いに来てくれました。本当は外出できない体でした。頭からガン細胞が飛び出し、酸素呼吸器持参で会いに来てくれました。
久しぶりに会った母親は、背が低くなっていました。時間の流れをとても感じました。
私と母親の姿をみてずっと祖母は泣いていました。たわいもない会話をして、母親は救急車で病院に帰っていきました。その一ヶ月後の8月に母親は他界しました。
母親が亡くなった事を知り、動かなくなった母親の所まで行きました。祖母が、動かなくなった母親の頭をなでながら言いました。
「会いたがってたよしひろが、会いに来てくれたよ。もう何を頑張っても生き返ってこないんだもんな」
私はこの「夏の想い出」のおかげで、母親のおかげで、佐藤康行先生とのご縁をいただき、「本当の自分」に出会う事ができました。私は「本当の自分」に出会った時、思いました。
「肉体をこえて、母親に会えた。永遠の命に会えた。頑張って求めてきて良かった」本当に凄い体感でした。ありがとうございました。
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「本当の自分」に出会った時、亡くなったお母さんと「肉体をこえて会えた。永遠の命に会えた」涙が溢れて止まらない体験談でした。
鎌田祥弘さんは現在、一人でも多くの方に「本当の自分」と出会っていただくため、心の学校「本当の自分と出会う」講座の講師を、ボランティアで担当してくださっています。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。
心の学校キャンパス・スタッフ 木下英治