不登校だった長男が学校に行けるようになった

こんにちは。心の学校キャンパススタッフの宮田です。

夫婦仲の良し悪しは、子どもに大きく影響することは多くの方が理解されています。しかし、頭では分かっていても中々改善できないのも夫婦仲です。

私にも身に覚えのある話です。今回は、「本当の自分」の存在に気づき、夫婦仲が改善し、さらには子どもさんの不登校も改善したというH・Kさん(42歳)の体験をご紹介させていただきます。

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長男は、急な心の成長と身体の成長に不調和をおこして、中学1年生の後半から体調を崩し、2年生になってから登校することができなくなりました。

当時、何が原因なのかわからず、精神的に親子共々追い詰められていました。夜に突然外へ出ていくわが子を追いかけて、2時間も街中を歩いたこともありました。

生きる力を失っていく子どもの顔を見ていて本当に辛かったです。でも、今思えばすべての出来事が私と長男を、「本当の自分」に出会うために背中を押してくれていたのだと思えます。

「すべての答えは自分の中にあった」ということに気付くことができました。あまり主人には感謝できていませんでしたが、今は心の底から感謝の気持ちがわいて、本当に家族そろって楽しく生活することができるようになりました。

家の中でも笑い声が一杯です。(中略)長男も学校とのつながりを少しずつ回復しています。素晴らしい担任の先生に巡り会い、本当に素晴らしい経験を積んでいる毎日です。

以前は心配でたまりませんでしたが、今は自分の力で歩いていこうとしている姿を見ているだけで親として本当に幸せな気持ちで一杯です。

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このようにご自身の心の変化と、家族関係の変化、そして長男さんの不登校の変化を述べられました。

今回は佐藤康行先生の著書『悩んでいるヤツはなぜ成功するのか?』にある体験談を引用させて頂きました。

この体験を少しまとめると、

1.不登校も子どもの問題ではなく、親である自分の問題であった

2.「本当の自分」に気づくことで、ご主人にも感謝の気持ちがわき、笑い声のある家庭になった

3.そしてその流れの中で、長男が少しずつ回復してきた

もしも夫婦仲の問題、子どもさんの問題で悩まれている方がいらっしゃったら、まずは夫婦どちらかからでも「本当の自分」の存在に気づかれていくことをお勧めします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

心の学校キャンパス・スタッフ 宮田敏人