何でこんなに苦しいのに、僕は生まれてこなければならなかったんだろう。
物心ついた頃から、何度も、何度も、心の中でつぶやいていた言葉。
暗い書き出しで、申し訳ありません。
最後までお読みいただければ、明るい気分になってもらえますから、最後までお付き合いくださいね。
申し遅れました。心の学校キャンパススタッフの川村力雄です。
私は、生まれつき右の眼が見えません。
未熟児だったので、視神経が育たなかったのでしょう。
人に誤解されて生きてきました。自分では正面を見ているつもりなのに、顔が脇を向いてしまうんです。
真剣に見ようと思えば思うほど。
学校の先生には注意されました。「ちゃんと黒板を見なさい」と。
小児ぜんそくで、夜中に発作が起きることも、よくありました。
学校を休みがちで、親しい友達などできるはずがありません。
何を考えているのか、よくわからない。どこを見てるのかも、わからない。そんな私でした。
だから、クラスメイトに、いじめられました。いじめ抜かれました。
先生に相談しても、川村君にも悪いところがあるんじゃないか?と、まともに取り合ってもらえなかった。
あぁ、先生も友達も、みんな自分のことをわかってくれない。みんな、僕のことを嫌っている。みんな、敵だ!!21歳までは、ずっと、そんなふうに思っていました。
ところが、奇跡としか言いようのない出会いがあったんです、私にも。
大学で、自分のことをわかろうとしてくれたし、現にわかってくれたMさんと出会ったんです。
こんなことがありました。
「川村君のことを誤解し、悪く言っていた人に、Mさんが顔を真っ赤にして誤解をといていたよ」
Mさんの友達から聞いたんです。
この世の中に、そんな人もいるんだと、凍りついた心が溶けていくように感じました。
しかも、Mさん本人は、そのことを、一切、私には言わなかったんです。
Mさんと交際することになったんですが、交際といえるものではなかった、そう思います。
奪う愛と言ったらいいんでしょうか。
まともな精神状態であれば、好きな彼女には、「何か、してあげたい」と思うと思うんです。
でも違ったんです、その頃の私は。
自分のことを、もっと、わかってほしい。ただ、それだけ。ひどい男ですよね。
Mさんは、そんな私をいつも、勇気づけてくれたんです。幸せでした。
小さいころから、ぜんそくの発作で、苦しい記憶しかなかった。
小さいころから、いじめにあい、人が苦手というより、みんな敵だと思っていた。
11月20日にも書きましたが、1600万、詐欺にもあった。
そんな自分も、Mさんとの出会いで、心の平安を感じられる人にしてもらえた。
明るい気持ちになっていただけましたか?
今回は、ここで終えようと思います。
最後まで、お付き合いくださいまして、ありがとうございました。
実は、この続きがあります。ぜひ、続きを読みに来てくださいね。
心の学校キャンパス事務局
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