皆さん、こんにちは。いつも読んでいただきありがとうございます。「心の学校・キャンパス」スタッフの山本勝秀です。
本日ご紹介する「MMさん」は、うつになったことをきっかけに、自分で何とか健康になりたいとの思いからネット検索する中で、佐藤康行メッソドに出会い、「本当の自分」を追究されていく中で人生が劇的に変化された、奇跡の体験談です。
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40才の時、私はうつになりました。突然身体が全く動かなくなり、めまいや胸の痛み、身体の寒気がひどくて夏の暑い日でも布団の中でぶるぶる震えていました。
わけもなく死にたいと思うようになりました。うつになった原因ははっきりとはわかりませんが、電機メーカーに勤める当時の私の状況は、製品の不具合対応とパワハラ上司からの説教の憂さ晴らしで、スナック通いの毎日でした。
最初はうつとは思わなかったので、いろんな病院で検査しましたが全て異常なし。結局心療内科で抗うつ剤を処方されましたが、ドクターの対応に不信感を持った私は、一切飲みませんでした。
会社は休職しましたが、自分で何とか健康になりたいとの思いから、ヨガや整体、食事療法、座禅など様々な方法をネットで模索しては試しつつ、発症から5か月後、この佐藤康行メッソドに出会いました。
初めての2日間の集中カリキュラムでは、私は人の欠点を探しては人の批判ばかりするような人間だと気付き、こんなイヤな自分を変えたいと思いました。
現象面を変えるには行動が大切、でもできることなんてあるのか?それで思いついたのが街のゴミ拾いでした。
初めての行動でした。次の2日間では、鳥取に住む母との関係について心を探りました。母はいつも心うるさく、時にはヒステリーをおこして、うっとうしい存在でしかありませんでした。
しかし母は私を命がけで産んでくれたんだと思った瞬間、何かが心の底から湧き上がってくるのを感じました。
「本当の自分」が垣間見えた瞬間でした。そして生まれて初めて、母に誕生日プレゼントの花を贈りました。
母は喜んでくれました。その後、佐藤康行先生が直接指導するカリキュラムに参加する機会がありました。
それまで結婚したいと思ったことは一度もありませんでしたが、ワークが終わるころには結婚したいという思いが、生まれて初めて湧いてきました。
そして「1年以内に相手を見つけるんだ」と決意しました。7ヶ月の休職から職に復帰しましたが、依然うつの波が時折やってくるなかで私の婚活は始まりました。
でもこの佐藤康行メソッドで「本当の自分」を追究していくことが、私の婚活なんだという思いもあり、カリキュラムへの参加を続けました。
人と話すのが苦手だったので、訓練だと思って男女や年齢に関係なく他の参加者に声をかけたり、似顔絵入りの名刺を作って配ったりしました。
いつの頃からか自ら積極的に人に会いに行くようになっていました。その結果、決意からちょうど1年後、妻となる女性と出会い、半年後、彼女を実家に連れて行った時にプロポーズをしました。
そして、その翌日、両親を前に「原点の心」を読みました。今までにないほどの涙が溢れてきました。
結婚して1年後にはようやくうつ症状がなくなり、身体もだいぶ元気になりました。翌年の4月には待望の子供も誕生、仕事にもやりがいや喜びを見いだせるようになり、今とても幸せです。うつになって本当に良かったです。
如何でしたでしょうか。MMさんのように、佐藤康行メソッドに出会いうつ症状がなくなった方、回復した多くの方が「うつになって本当に良かった」とおっしゃいます。
「うつが治って本当に良かった」ではなく、「うつになって本当に良かった」なのです。それはなぜなのでしょうか。
それは、うつになったことをきっかけにして、心の根本課題に取り組む事ができたからです。そして、その結果として自分が抱えていた問題がおおもとから解消し、家庭も仕事も人生が大好転していくからです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
心の学校キャンパス・スタッフ 山本勝秀