先代の魂を継承すると愛を自覚する

こんにちは、心の学校キャンパス スタッフの木下英治と申します。

本日は「先代の魂を継承する」というテーマでお伝えさせていただきます。

佐藤康行先生から編み出された、この発想は、私の運命を根こそぎ変えてくれました。

私は、心の学校と出会ったころ、父親とは20年以上、ほとんど口を利く事もなく過ごしていました。

そして、当時の自分は、深いところで自分に自信がもてず、劣等感が心の奥底にありました。

心の学校と出会い、この自信の無さは自分の心の中での両親に対する思いが、原因だと知ることになりました。

そして、本日のテーマである、佐藤先生の「魂の継承セミナー」という講座を受講することになりました。

魂の継承とは一体どういうことなのか?これは、佐藤先生以外にできない発想ですが、とにかく自分にとてつもない変化をもたらしてくれました。

セミナーは「ダイヤモンドと原石」というワークを中心に行います。

自分が先代から受け継いだプラス面(資産)をダイヤモンドと見て、そして、先代から受け継いだマイナス面(負債)を原石と見なします。

これは、先代の美点と欠点というべきものです。そしてダイヤはさらに磨いて光らせ、原石は自分の代でピカピカに磨き、ダイヤに変えてしまうということをワークとして書き出して行っていきます。

頭が働かないようにスピードを持って書き続けていくと、自動書記状態になり、ポーンと意識次元が跳ね上がりました。

そして、原石がすべてダイヤに変わりました。

それは父の欠点と思っていた部分の中に父の強さがあったことに気づき、父の嫌いだった部分の中にどんな時でも耐え抜く辛抱強さのような全く見えてなかった父の素晴らしい姿が見えてきました。

父が母と出会ったこと、父の学生時代のこと、そして父がこの世に誕生した瞬間まで自分の心が辿りついた時、私は号泣していました。

私と父はひとつだった。私が父から魂を継承し父の愛で、この世に生まれてきたことを命で自覚することができたのでした。

そして、これは自分自身の存在の捉え方が全く変わる出来事となりました。

命のバトンという観点では、文字通り、父と母が直接の先代ということになります。

では先代の魂とは何か?船でいうと、積んであるものは、船が転覆して海に落ちてしまえば全て失い何も残りません。

でも、船そのものが無事であれば、航行を続けられるし、また自分で立て直すこともできます。

魂を継承するとは、先代から命のバトンを受け取り、船の積み荷でなく、船そのものを受け継ぐこと。

その為には、資産も負債もすべてを受け取るという、佐藤先生の発想により、もし資産だけもらう、というのはいいとこどりの発想でありドロボーの発想となります。

資産も負債も両方受け取った時にとんでもない財産を得ているのです。

そしてむしろ、たいていの場合、負債の方こそが大きな財産となる。

魂の継承をすると、運命は、命が生まれ変わったようによくなると言っても過言ではありません。

佐藤先生の発想である「魂の継承」によって私は人生を救われました。

お陰様です。

最後までお読みいただきありがとうございました。