未来内観コース初受講

こんにちは。心の学校キャンパス スタッフの柳井です。

私は1999年6月に未来内観コースを、当時の九州支部で初めて受講しました。

両親が九州支部のスタッフでしたので、会場にいても、一番後ろにいる父の存在が気になって仕方がなかったです。

大きく息を吐く音が聞こえてきて、父の緊張感を敏感に察知してしまい、正直、当時の私は受講しづらさを感じていました。

そんな中でも、初めての受講を前にして心の中で、一つ決意していたことがありました。

私はそれまで、全て父の影響や勧めで、ある宗教の言葉、次に、成功哲学、その次には、一週間座布団一枚のスペースの屏風の中で自分の心の奥を見ていく内観法を経験していました。

今回の「本当の自分に出会う」未来内観コースで、もし、自分が変われなかったら、私はもう、人生諦めよう。

まだ21歳でしたが、そのように一人、ひそかに思っていたのです。

当時の講師は本当の自分を引き出す手法を生み出した佐藤先生しかされていませんでした。

九州支部は、私の実家にある研修室が講座会場になっていました。

元々、父は内観法の内観道場を開くために、古民家を探し改築して、自宅兼道場にしていました。

そんな中で、ある時、父が佐藤先生から「未来内観」のご案内が届き東京まで受講しに行き、目からうろこの体験をした父は内観法の道場をすぐにたたみ、佐藤先生の「本当の自分に出会う研修」を行う九州支部として新たに始めることに至りました。

会場には20名以上の方が参加されていたと思います。

一軒家の研修室で会場はギュウギュウでした。

私は両親がいることもあるせいか最初は、なかなか精神的に落ち着かない状況がありました。

しかし、佐藤先生のエネルギッシュな声、身振り手振り全身全霊で終始、行ってくださりどんどん心の深いところにぐんぐんと引き込まれていっていました。

今となっては私のその時の状況は溜まりに溜まっていた心のゴミが、どんどん湧き上がってきて、ゴミは出せば消えるという法則があると教えていただき、

心がきれいになっていく過程だったと自覚できますが、その時は佐藤先生の言葉を聞きながら自分の中から、いろんな思いが湧き上がってきて、こんな自分の状態で大丈夫なのだろうかと自分はちゃんとできていないとどこかで思っていました。

最初の受講は終わってから、もう一回すぐに受講し直したいそう思いました。しかし、終了してしまいました。

あの講座の中でもっと素直に積極的にと佐藤先生が言われるとおりにやらなければいけなかったんだ。そんな風に感じていました。

初めての受講は佐藤先生から、本当の自分に出会えたOKをいただいていたのに、自分ではよくわかっておらず、もっとちゃんとすればよかったと、悔やまれる思いがありました。

両親がいる中で受講することに抵抗がありましたが、次の宇宙無限力体得コースは確かな自分の意思で受けたい、と思いました。

九州支部では当時、3か月に一回の開催だったため、次は1999年9月に受けることに決めてその日を待ちながら日々の生活を送り始めました。

今回はここまでとさせていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

心の学校キャンパス事務局