「灯台自体が光りになる」で矛盾が消えた

皆さん、こんにちは。本日のブログを担当させていただきます、キャンパス・スタッフの宮田敏人です。よろしくお願いします。

私は2016年10月、うつで人生は終わったという想いでいたとき、運よく「心の学校」にご縁することが出来ました。

今回も佐藤先生のお話をお聞きし、びっくりしたことや、受入れるのに時間がかかったことなどを書いてみたいと思います。

今回は、「なるほど」と感激した内容です。それは、「灯台自体が光りになる」ということです。

白板に図を書きながら、佐藤先生が言われたことが今でも忘れられません。

灯台は船の安全航路のため遠くを照らすが、それでは足元が暗くなります。

それではと言って、足元に光を向けると、今度は自分のことしか考えない「エゴの人」と非難されます。と、まず矛盾点を提起されました。

自分を犠牲にして「人のため」と言う人は、実は本心でないことが多いのです。逆に、自分のためと言って足元を照らすと、「エゴ」の人と非難され、人とぶつかります。

では、どうすれば良いのか?

ずばり、「灯台自体が光になる」ことです。灯台自体が光りになると、近い人から徐々に光が届きます。

そうすると、すべての矛盾は消えますと言われました。私は、「なるほど!」と感激しました。

私はある宗教を長く信仰する中で、「善根を積む」と称して、自分を犠牲にしてでも他に奉仕することを勧められました。

しかし、一生懸命にやればやるほど、その方の家庭がガタガタという実体もたくさん見てきました。

自分自身が灯台になれは、まず自分がその光で喜びいっぱいになり、そして、自分の近くにいる人から順番に明かりを照らすことができるのです。

「本当の自分」に目覚めるという事は、こういう事でもあります。

私は、長い間心に引っかかっていたものが、一気に取れた感覚でした。

最後までお読みいただき、有難うございました。

心の学校キャンパス事務局