忘れないでね、私のこと

今日も、来てくださって、ありがとうございます。心から、お待ちしておりました。心の学校キャンパススタッフの川村力雄です。

今回は、皆さんに読んでいただくというよりも、Mさんに、思いを届けたい。そんな感じで書いてしまいました。予め、ご了承ください。

Mさんのことは、1月9日・2月15日にも書かせていただいています。

2つのブログも、合わせてお読みいただけると嬉しいです。「忘れないでね、私のこと」記憶の中では、君の最期の言葉だね。

忘れないよ。忘れるはず、ないじゃないか。何度も、何度も、そう思って生きてきた。

言葉通り、受け取っていたんだ。本当の自分に目覚めるまでは。

君が亡くなって、15年近く経っても、自分だけ、幸せになっては、いけない。そう思っていた。ところが佐藤先生と出会って、本当の自分に目覚めたことで、がらっと変わったんだ、僕の人生が。

そして、君の最期の言葉に秘められた本当の意味、君の真意も、少しずつ、わかってきたような気がするよ。

命の灯が消えかけていることを、誰よりも知っていたはずだね。自分の身体なんだから。死の恐怖や悲しみで胸が張り裂けそうだったんじゃない?

それなのに、、、あとに残る僕のことを最後の最後まで気にかけてくれてたんだよね、君は。

「忘れないでね、私のこと」この言葉は、僕を生かすための愛の言葉だったんだろ。そのことに気づいた瞬間、何とも言えない君への熱い想いが湧き上がってきたよ。

君は確かにそういう人だ。自分のことより、相手のことを優先する。どんなに寂しくても、どんなに悲しくても、どんなに苦しくても、僕は生きていかなければ、君との約束が果たせないもの。

自分がもうすぐ死ぬのをわかっていたからこそ、僕のことを気遣ってくれた。後追いなんてしないで、強く前を向いて生きてほしい。

これが、君の真意だったんだ。そうだろ。

佐藤先生に、この解釈をお伝えしたところ、こんなふうに言ってくださったよ。

その通り。

奥さんと結婚できたのも、彼女の言葉のお陰なんです。亡くなったMさんが、川村さんの結婚の協力をしてくれたんです。

妻と出会うまでの長い間、他の人と結婚させないための言葉でもあったとは。

佐藤先生は、こうも、言ってくださったよ。

川村さんとMさんは、もう、一つなんですと。

君も、そう感じてくれてるかい。僕が思っていたより、ずっと、すごい言葉だったね。

君の優しくて強い想いが、今でも、僕の背中を押してくれてるよ。ありがと。忘れない。忘れるはずがない。君が託してくれた願いを胸に、僕は強く生きていくよ、これからも。

命懸けで伝えてくれた最期の言葉を、ずっと抱きしめながら。Mさん、僕は今、とっても幸せだよ。

君の分まで、妻を幸せにするから、天国で見ててね。

今回は、ここまでにしたいと思います。最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございます。

昨日も、今日も、明日も、ずっと、ずっと、最高に幸せ!!また、ここでお会いしましょう。楽しみにしています。では、また。

心の学校キャンパス事務局