こんにちは。心の学校キャンパススタッフ 谷和代です。
本当の自分=真我に出会って起きた感動の体験談は数限りなくありますが、中でも、そのまま映画になりそうな体験談の一つをご紹介します。ある女性から送られてきた、一通のお手紙です。
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『佐藤康行先生本当にありがとうございます。奇跡の体験をお送りさせていただきます。私が母のお腹で4ヶ月の時、実の父親は突然、いなくなりました。後に母に知らされたのは、実の父は統合失調症になり、病院に入院したという事実でした。
そして、母は私が4歳の時に再婚をし、私はその養父を実の父親と思って育ちました。その後、実の父親の存在、その心の病気のことを知りましたが、私は実の父親のすべてを記憶の彼方に追いやっていました。
今から11年前のことです。佐藤先生のセミナーを受講した時に、先生より実のお父さんに絶対に会いに行きなさいと背中を押してもらい、実の父親を探し始めました。
私が46歳の時、精神病院の一室で、生まれて初めて実の父親の顔を見ました。父はずっと統合失調症で入退院を繰り返す人生でした。
そんな父をなんとか病院から連れ出し、佐藤先生に面談をしてもらうことが叶いました。面談の時、実の父の手書きの名前の横に、私は佐藤先生から言われた通り、父と同じ姓を名乗り、田中美代子(仮名)と書きました。
父はとても嬉しそうでした。そして佐藤先生は私に内観光受をしながら父に感謝を伝えるようにと言われ、私は「お父さん、私はお父さんの子よ。私を産んでくれてありがとう。」と、何度も何度も父に伝えました。
父の目にはまぶしい光が差し込み、喜びに溢れ、父も真我の感謝で一杯になっていました。帰りの車の中で、父は「愛の力だな~。愛の力だな~。」と、何度も感動の言葉を繰り返していました。
父と真我開発講座を受講することができ、さらに父と私は愛で一つになったのを体感しました。そして昨年、佐藤先生から「魂的にお父さんに会ってごらん」という言葉をいただきました。
私は無我夢中で真我を追究し、自分自身の意識次元の上昇を体験しました。父は神々しい存在の神となって、一筋の愛が私に降り注がれていました。
私は喜びに溢れ、魂の底から父に感謝を伝えました。その体験の翌日、深夜2時半ごろ父は旅立ちました。
佐藤先生のおっしゃる通り、魂的に父と会うことができました。父が亡くなった後、父は長年精神病院に入院していたにもかかわらず、遺産を残してくれていたことがわかったのです。
佐藤先生のお陰で、私は気づくことができました。それは・・・実の父と初めて会えた46歳から私の人生は光輝きました。
でもそれだけではなく、それ以前の父親の存在を封印していた45年間の人生こそ、どれだけ深い神の愛に包まれたものであったでしょう。
佐藤先生が10年前におっしゃった「空は青い。でも実際はもっと青いんですよ」という言葉の意味を噛みしめながら感謝の毎日を過ごさせていただいています。佐藤先生、本当にありがとうございます。
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生まれる前から始まっていた魂の旅路のようなストーリーです。絶望を越えて、やがてすべてを包み込む愛へと還っていく──まるで一本の映画を観たかのような、心を揺さぶる真実の物語です。
本日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
心の学校キャンパス・スタッフ 谷和代