こんにちは。心の学校キャンパス・スタッフの大島です。今日は、若い男性(T・Tさん 27歳)の体験談をご紹介します。
僕は小学生の頃から劣等感、罪悪感がいつも頭から離れませんでした。今まで、自殺未遂や失踪を繰り返してきました。正直『親さえも…』と思ってきました。
『いつもいい人で居なければ…』とにかくこの思いが頭から離れませんでした。YSメソッドを受けてから、親に対するわだかまりが少しずつ消えていきました。今思うことは、僕が『自分のことを誰よりも憎んでいた』ということでした。
これから、自分のことを可愛がってやりたい気持ちがわいてきました。以前は、この苦しい状況を改善するために、成功プログラム・宗教の本・精神世界の本などを、とにかく買い漁りました。
しかしますます家族や友人、社会から離れていってしまう状況で、自分が壊れていく感覚でした。今年の2月に思い切って就職しましたが、失踪してしまうありさまでした。戻ってきても現実が受け止められずに、周りに迷惑をかけていると思いながらも、結局自分の身を守ることに必死でした。
受講後は、感動して本当によく泣きました。小さい子供たちを見て泣き、山を見て泣き、テレビを見て泣き、父の声を聞いて泣き・・・今は泣くことはあまりないですが、時よりジーンとなります。
27歳という年齢ですが、本当に幼い感じがしますが、それでも、今は死にたい気持ちも徐々に減ってきました。生まれてから、はじめてのように、今将来というものを見ています。今までは過去しか見えてなかったです。恐いくらい。
何を書いているか本人がわかっていませんので、読んでいる方に申し訳ありませんが、ほんとうにありがとうございます。とにかく毎日続けてみます。また、何か発見したら、書いてみようと思います。
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いかがでしたか? 幼いときから厳しく躾をされたり、注意されて育つと萎縮してしまいがちです。
親としては「子どものため」と思ってしたことが、逆に子どもを苦しめてしまう結果になってしまうこともあります。
しかし、自分の中にある本当の自分の存在を認めることができるとそれが変わり始めるのです。なぜなら、「いい人」になろうとしなくても、もともといい人である自分が存在しているからです。
27歳にしてはじめて希望が持てたということは、素晴らしいですね。Tさんのこれからの人生が楽しみです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
心の学校キャンパス・スタッフ 大島裕子