心の学校に出会うまで!

皆さま、こんにちは。心の学校・キャンパスのスタッフの奥村紀子です。

私は2012年に心の学校に出会い、2017年からYSカウンセリングセンターで、カウンセラーをさせていただいております。

私の自己紹介から、どのように心の学校に出会ったのか、その後どのように変化していったのかをお話させていただきたいと思っております。どうぞ、よろしくお願いいたします。

両親と弟と私の4人暮らしで、両親は共働きで働き者でした。裕福ではなかったけれど、何不自由なく育ててもらいました。

私自身は特に大きな問題もなく、大学まで行かせていただきました。

ただ、小さい頃から、両親のケンカが毎日あり、弟と二人で不安な夜を過ごしていました。また、高校生くらいから、口うるさい父が嫌いになっていました。

そう言えば、大学行きたいと言った時に、父から「女は働けばいいんだ!」と言われ、許せなかった記憶があります。

その頃から、父とは殆ど口を利かなくなりました。大学卒業してすぐに結婚し、男の子が2人産まれました。

結婚が早かったのもあり、生活は大変でしたが、賑やかで楽しい日々でした。しかし、ある時突然、長男のサッカーから帰ってきたら、夫の布団だけが一式なくなっていました。

それっきり夫は帰ってこなくなりました。

家にお金も入れてくれないので、生活が困窮しました。私は内職だけでは足りず、下の息子を保育園に入れてパートで働き始めました。

それと同時に、夫の心が離れているのを感じ、自分ではどうしようもなく、誰にも相談できなかったため、義母が入っている宗教に入信しました。

「人の心を変えるには、まず自分が変わる事」と書いてあったことが私には理解できず、自分が変わる事で、相手が変わるのか?その極意があるとしたら、知りたかったのです。

何年か通い、家系図を書いていただいて、為になるお話もしていただきましたが、私の疑問は解決せず、増々夫の気持ちは離れていきました。

夫は1ヶ月に1回は家にきて、息子たちと遊んで、別の家に帰る。そんな生活を5年続けました。

ある時、私が盲腸で入院、手術しなければならなくなり、小学生の息子たちの面倒を母と夫が交代で見てくれる事になりました。

退院後も体調が悪く、家事が思うように出来なかった時に、突然夫が家に帰って来ました。夫は10年以上勤めた会社を辞め、休職中でしたので、家事をやってもらいました。

夫が帰ってきて、嬉しいはずなのに、許せない思いがふつふつと湧いてきて、ケンカが絶えなくなっていきました。

息子達が成人するまで頑張ろうと思っていたのですが、夫の借金が発覚して、また大変な生活をするのかと思ったら、張り詰めていた糸がプツッと切れて離婚を決意しました。

離婚をしてからは、フルタイムで働くようになり、出て行った夫は毎月、養育費を払ってくれていましたので、生活は何とかやれていました。

次男がコンピュータ関係の大学に行きたいと言ってきて、たくさんの学費がかかることがわかり、奨学金だけでは足りませんでした。

運良く、この年からパートから社員になることができ、次男の学費を何とか払えるようになりました。

息子たちが大きくなったこともあり、少し余裕ができたのか、毎日、仕事と家だけの生活でいいんだろうか?私はここで定年まで働くんだろうか?と考えるようになっていました。

次回は、心の学校に出会い、父との関係が変化していく様子をお話ししたいと思います。

それでは、次回をお楽しみに。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

心の学校キャンパス事務局