こんにちは。心の学校キャンパススタッフの大島です。今回は、うつ病のご本人ではなく、ご家族がYSメソッドに取り組まれた結果、ご本人のうつ病が解消した実例をご紹介します。
H・Kさん(70代)の奇跡としか思えない体験談です。
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私の夫は重いうつで、2年間薬を飲んでいましたが、このところずいぶん元気になっていました。そこで薬を減らしたところ、とたんに元気がなくなり、痩せてきて食事の量も3分の1ほどになってしまいました。
その様子がとても心配になり、YSメソッドを受けてほしいと言ったのですが、夫はかたくなに行かないと言い張ります。
理由はだるくてワークができないこと、過去に触れられたくないからということでした。そんな夫に腹を立てイライラし、私は不安と怒りを抑えられなくなりました。
どうしたら夫をメソッドに導けるかを知りたくて基礎講座に参加したところ、家族が受けても本人が変化することを知り、私が2日間の集中カリキュラムを受けることにしました。
そのワークは素晴らしいものでした。説明も分かりやすく、ゆっくり取り組めるので無理なくできました。
私は両親と夫に愛と感謝の言葉を書き続けました。私の中から愛と感謝の気持ちが溢れ出しました。
身体全体にエネルギーが満ちて、幸福感でいっぱいになりました。今の夫の状態には何も問題がないんだとさえ思えました。
そして、夫は若い頃から家族のために猛烈に働いてくれていたんだ、ありがたかったなと気づきました。
翌日から毎朝、夫に「夫への愛のメッセージ」を読み上げるようにしました。すると彼が少しずつ変化しだしました。
食欲が出て食べられるようになり、自発的にダンベル運動や階段の上り下りをしたり、庭に出て日光浴も始めました。
以前の夫は、悪口や弱音を心の中に閉じ込めて、口に出さなかったのに、弱音を吐けるようにもなりました。
積極的にお風呂も入るし、食器洗いをしたり、掃除機をかけたりします。何より嬉しい事は、目に力が出てきて眠れたとも言います。
そして、私がメソッドを受けてから10日目位のある日、「自分はもう治った」と言ったのです。私もそう思います。
彼にとっての環境である私が変化したからです。こんなに効果があるなんて驚きです。カリキュラムを受ける前はここまで変化するとは思いませんでした。本当にありがとうございます。
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心の学校キャンパスでは、症状をお持ちのご本人がYSメソッドを受けられない場合、ご家族がカリキュラムに取り組むことをお勧めしています。
ご本人がYSメソッドを受けられなくても、一番身近な存在であるご家族が、ご本人の心の曇りを晴らす太陽になることで、病を解消できるからです。
H・Kさんのように、自分の中にある最も大切なことに気づき、人生が大きく変わった方がたくさんいらっしゃいます。皆さまの心にも届きましたら幸いです。
心の学校キャンパス・スタッフ 大島裕子