皆さん、こんにちは。いつも読んでいただきありがとうございます。「心の学校・キャンパス」スタッフの佐藤です。
私自身、以前は「感謝」や「愛」といった言葉を聞いても、どこか他人事のように感じていました。YSメソッドによって、「ああ、これが感謝と言うものなのか!これが愛と言うものなのか!」と本当の意味での感謝や愛を体感した時にそれまで抱えていた心の重荷がフッと軽くなったことがあります。
人間は「親に感謝しましょう」と人から言われなくても、両親がいなければ自分がいなかったという事実をしっかりと受け止めた時に、父、母、に対する思いが自然に変わると佐藤先生はおっしゃいます。
今回はYSメソッドに取り組むことで、親への感謝が自然と溢れるようになった方の体験談をお伝えします。
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20代でフリーターのある女性は、母親のことを大変嫌っていました。それは、母親が、亡くなった父親の悪口を言うようになったからです。
次第に母親に反発するようになった彼女は、仕事をしても、人と話をしても、何も楽しく感じられなくなりました。
そして、徐々に生きていること自体が嫌になってきたのです。ある時、彼女のアルバイト先に、ひとりの青年が入社してきました。
以前うつ病で悩んでいたという彼はYSメソッドによって本当の自分を自覚したことですっかり元気になり、張りきって仕事をしていました。
そんな彼の姿を見て「ひょっとしたら、私も変われるかも知れない」と思い、彼女はYSメソッドに取り組むことになったのです。
彼女は、自分の内面を深く深く探っていった時に、ようやく今まで考えてもいなかった本当の自分に出会うことができました。
「今自分がいるのは、神さまが初めに人間を作ってくれたからだと気づいたんです。それがどんどん広がって、先祖がいて、親を産んで、そして今ここに私がいるって分かったんです!」
そう気づいた瞬間、母親に対する彼女の気持ちは全く変わってしまいました。
「どんなに母が父の悪口を言っても、母は父のことが好きなんだと分かったんです。本当に嫌いだったら、お墓参りにだって行かないだろうなって……。そう思った時、母を心から許すことができたんです。母のことが急にいとおしく思えました」
それから急激に彼女と母親は仲の良い親子に戻りました。
「以前は、ご飯も別々に食べていたんです。たまに一緒に食べようとしても、母に『あなたの部屋で食べれば』と言われていました。でも今は毎日一緒です! 一緒に出かけるようにもなりました。今日もこれから母と出かけるんです!」
すっかり明るい表情になった彼女は、本当に嬉しそうでした。佐藤先生はこのようにおっしゃいます。
「本当の自分とは愛そのものなのです。彼女が、全ては愛でできていると分かった時に、母親が父親の悪口を言っていたのも、全部、好きだったから、愛があったからなのだと捉えることができたのです。
けんかも同じなのです。全く知らない人とはけんかをしたりはしません。なぜけんかをするのかというと、仲良くなりたいから、愛しているから、だからけんかをするのです。
私たちが行動をする時に、深い愛の世界から見た時に、いろいろな現実が見えてくるのです。そこに彼女は気づいたのです。
両親がいないと自分がいないという真実、宇宙の力、自分は生かされているという真実、そういう真実に気がつくだけで私たちは感謝をしようと思わなくても、自然と感謝の思い、愛の思いが沸き上がってくるのです。
真実を観るのです。そこが最も大切なことなのです」
明日のメルマガも、楽しみにお待ちください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
心の学校・キャンパス スタッフ佐藤