皆さん、こんにちは。心の学校スタッフ佐藤です。今回は、外に求め続けた幸せが、実は自分の中にあったと気づいたその瞬間から、驚くような変化が家族にそして日常に起こったある女性の体験談をご紹介します。
夫婦関係は崩壊寸前、子育ての孤独、愛を求めて迷い込んだ信仰の世界。心も体も限界を迎えたその女性が、YSメソッドとの出会いをきっかけに、人生を根本から立て直していきました。
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YSメソッドに出会う前、その当時の私は夫婦関係が最悪で、離婚を考えるほど追い詰められていました。
私は恵まれた家庭に育ちました。両親は仲が良く、母は父にとても大切にされていて、姉妹とも仲良く、本当に幸せな日々でした。
しかし、10歳の時に父が病気で亡くなり、25歳で母も急逝。姉たちは既に結婚していたため、突然一人になり、どうしていいか分からなくなりました。
そんな時、姉の家でお世話になっていた私に、今の夫が「一生幸せにするから、結婚しよう」と言ってくれ、希望を抱いて結婚しました。
ところが現実は違いました。夫は仕事ばかりで、帰宅は夜中。休みもお盆と正月の年に2日だけ。子どもが生まれても状況は変わらず、悩みも不安も聞いてもらえない毎日。
どんなに思いを伝えても向き合ってくれず、私は孤独の中で子育てを続けていました。「このままではやっていけない」と訴えても、「お前は家で子育てしていればいい」と突き放されるばかり。
そんな中、3人目の子どもを8ヶ月で死産。夫の無関心に、深い悲しみと絶望を感じました。そんな私を、ある友人が宗教の集まりに連れて行ってくれました。
初めは宗教と知らず、話を親身に聞いてくれる人たちに救われた思いで、毎日通うようになりました。
「愛を与えれば、必ず相手に伝わる」と信じ、夫を思って行動しましたが、夫は全く変わらず、逆に関係は悪化。
心では愛を学んでいるはずなのに、夫を裁く気持ちが強くなっていきました。そしてついには「神さえいればいい。家族はいらない」とまで思い詰め、南米への宣教に志願しました。
しかし、そこにあったのは期待とは程遠い現実。帰国後、ストレスから髪の毛がすべて抜け、2年近く生えてきませんでした。
何とか立ち直ろうとしても、どうしても夫を愛せない。「これでは子どもにも悪影響だ」と感じ、すでに宗教を離れていた知人に相談。
そこで紹介されたのが、YSメソッドの基礎編でした。講座で「本当の自分」の話を聞いたとき、「私がずっと求めていたものは外にはなく、自分の中にあったんだ」と気づきました。
「このまま本当の自分に出会わずに人生を終わるなんて、意味がない」と思い、次の講座をすぐ申し込みました。
最初は全くできず、苦しさばかりが募りました。でも、講師に「何が辛いの?」と聞かれた瞬間、心の奥に押し込んでいた夫への思いがあふれ出てきました。
そして、気づいたのです。「私が夫に理解されない、愛されていないと思っていたけれど、本当は自分こそが愛を知らず、受け取れていなかったのだ」と。
夫はずっと私を見守り、支えてくれていたことに、やっと気づけました。講座のあと、家に帰ると、夫が駅まで迎えに来てくれていました。
「今日は疲れてるだろうから」と夕食まで用意してくれていて…そんな夫の姿に、私は布団の中で涙が止まりませんでした。
それから夫婦の会話も増え、心から分かり合えるようになりました。壁を作っていたのは私自身だったのです。
以前は宗教の影響で、家族とも疎遠になっていましたが、私の変化を見た姉夫婦もYSメソッドに興味を持ち、受講してくれました。
夫も、すぐに受講してくれました。今では、家族みんなが愛でつながり、心から本音を語り合える、素晴らしい関係を築いています。
心の奥深くから安堵している自分がいます。「今、人生が終わっても後悔はない」と思えるほど、毎日が満たされています。
そしてこれは、私だけでなく、夫も子どもも家族みんなが感じていることです。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
心の学校キャンパス・スタッフ 佐藤