この私が、人を殺したいという衝動にかられてどう乗り越えたか。

皆さま こんにちは 心の学校キャンパススタッフの武田早苗です。今日は、目黒陽介さんの体験をお伝えしたいと思います。

実名で皆さんにお伝えすることで、自分の体験がお役に立つならとの目黒さんの強い思いです。

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私は、2008年10月に本当の自分を開発する講座 「未来内観講座」を初受講いたしました。心の問題を何とかしたかったのです。

美容師の資格を得て働き始めた当時、同僚とちょっとした言い争いから仲が悪くなり、同僚が憎く、徐々にエスカレートして殺してしまいたいとさえ思い始めました。

初めは同僚だけ憎かったのですが、だんだん道を歩く人さえも憎くなり、誰であってもいいから殺してしまいたくなっていました。

今考えると異様な状況ですが、当時は、なぜ自分がこんなことを思うのか等と考える余裕すらなく、ただ、憎い、殺してしまいたいという衝動にかられたのです。

その同僚と2年ぐらい話しをしませんでしたがそれでもその思いは止むことなく、話しをしない為に仕事にも影響がでていました。

今は、よくその行動を起こさなかった、そこで踏みとどまってくれたと思うしかありません。そんな時起業していた父が自己破産という不幸も重なり、精神的にはさらに追い詰められていきました。

ようやくこのままではまずいと思い、自然の中での座禅や、誘われた宗教に行ったり、有名なスピリチュアルの方の本を必死で読んだりました。

けれど何をやってもモヤモヤした気持ちがとれず、一時のうわべだけの解消法でした。さらに違うものを求めて探しまわりましたが、どんどん周りの人からの孤立も感じてきました。

父を殺してしまおうとも思い始めました。その時、当時の上司は私を見かねたのでしょう。心の三層構造の図を見せながら心の仕組みを話してくれました。

私は、これは本当にあり得ると思い、心の学校の講座の受講を決意しました。そして初めて、佐藤康行先生の個人カウンセリングを受けたのです。

佐藤先生に会い、今覚えていることは、ただ、おじさんに会い(大変失礼ですが)、愚痴を思いっきり言ったことだけを覚えています。

ただ、あの愚痴を吐き出せたこと、ゴミ出しがいかに重要で大きいものであったか、それは佐藤先生の究極の神対応、神カウンセリングであったということが今はよくわかります。

あれがあったからこそ、私の潜在意識の重い蓋が開いたのだとしみじみと思い、感謝しかありません。

その後に 未来内観講座を受けたのですが、もし、これでだめだったら、自分は死のうと思う覚悟をしていました。人を殺したいというような不安と恐怖の現実に戻りたくなかったのです。

講座は当時一泊二日です。二日目のお昼には、突然に滂沱の涙が出ました。それは、お父さんお母さんのこれまでの事柄がすべて愛だったと感じられたのです。

帰りの新宿の街が輝いて見えました、街行く人がみんな笑顔に感じられました。この世界は何なのだと思いました。

受講後に、元の働いていたお店が無くなることになり、私は両親のいる実家に戻りました。お世話になった上司とは今も深いお付き合いをさせていただいております。              

上司が心の学校を勧めてくれなかったら、私はまだ彷徨い、探し回っていたかもしれません。それよりも憎しみが高じて殺人を犯していたことでしょう。

それからほどなく、出会いがあり結婚することができました。結婚後、不思議なように人間関係がよくなり、自分の美容店を開いて仕事も順調にいくようになりました。

真我の追求をしているとどんどん日々良くなっていると実感しています。今振り返ると 私は、幼少時から父の母に対する物言いが好きではなく、父のことが大嫌いでした。   

いま、思うと、なぜあの同僚を殺したいほどに嫌いになったのか。いまもこれだという原因は自分ではわからないのです。

しかし、私は、父を、母をひどい物言いで傷つける人であると思っており、それが幼少時の自分の心に深い傷となっていた。

それが、物言いのきつい同僚に出会い、自分をまた傷つける相手と思い込み、防御という攻撃の対象にしていたのかと思います。

それが真我を開くことで あの父の物言いも母への不器用な父の愛だった。そうしてがむしゃらに働いて家計を支えていた父の家族への愛だったと、心の中で整理がつき、すべて家族を守る愛だったと思えました。

本当の自分の開発講座での滂沱の涙があり、父への憎しみが愛に代わり、これほどの状況の変化を引き起こしたことに驚きしかありません。

今は、有志の主催する、太陽カウンセリングや、ホームカリキュラムの進行役という発信者として参加される方々のために行動をさせていただいています。

今、言いたいことは、みんなにぜひ本当の自分を開発する講座を受けてほしい。もともとの素晴らしい自分に気付いてほしいということだけです。

学長、心の学校の皆様心からありがとうございます。

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皆さま、目黒さんのこの体験談をどのように感じられますでしょうか。心がいかに脆いか、そして愛と感謝を知った人間のどんなに尊いことか。

佐藤康行先生の編み出されたワークは、どこまで人を救うのでしょうか。そして本当の自分の愛と感謝の深さのなんと深遠なことか。

佐藤先生が、言葉を紡ぎ、私たちをそれぞれが神と同じですよと引き出してくださいます。それを 11月16日の特別イベント『いちばん知りたい本当の自分に出会う』の場で、さらにまだ本当の自分に目覚めていない人々を目覚める機会をくださいます。

一人でも多くの方を有楽町の東京国際フォーラムにつないでいきたいものです。ありがとうございました。

心の学校キャンパス・スタッフ 武田早苗