家族に迷惑をかける三日月と、家族を守り続けたおかげ月

こんにちは、心の学校キャンパススタッフの木下英治です。

三日月という月は存在せず、月の本当の姿はまんまるの満月。そして、三日月に対して「おかげ月」という、暗くて見えていない「おかげ様」の部分が存在していることを佐藤康行先生が開発したメソッドは、見事に導いてくれるのです。

私たちは、誤解によって、最愛の人のことを、自分の人生を地獄につき落とす人と思い込んだまま、一生を終えてしまう可能性があるのです。

今回は、A.Sさん(女性)のお兄さんの三日月とおかげ月が対照的な体験談です。

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私の兄は双極性障害で、騒動を起こしては、警察に保護をされての強制入院を繰り返していました。

大きな借金も抱え、兄と暮らせなくなった家族もバラバラとなり、兄のケアに途方にくれていた時、YSメソッドに出会いました。

しかしメソッドのワークをやっても、暴れて私や家族を苦しめる兄への恐怖心がなかなか取れず、兄は欠けた存在、三日月にしか見えない日々が続きました。

兄の病状、現象面が落ち着かないことに、くじけそうになりましたが、スタッフの皆様にサポートしていただきながら、無我夢中でYSメソッドを受けつづけました。

するとある時、幼い私の手をひいて、お菓子屋さんに連れていってくれる、優しい兄の姿がよみがえってきました。

私の前をいつも歩いて、私を守ってくれていた、頼もしく大好きな兄の姿です。

父の突然の他界で兄は20代で家業を継ぐことになり、安定した企業を退職することを「犠牲になったと思っていないよ」と潔く決断し、そう話してくれた夜の兄の横顔も思い出しました。

兄は家族に迷惑をかける欠けた存在の三日月どころか、会社と家族を守る為、父の代わりとなって、病気になるまで必死に働き続けてくれた、

大きな大きな大満月だったことに気が付き、私は号泣しました。私が兄の大満月に気が付くと、兄の病状が落ち着いていき、不思議と膨らんでいた借金の返済にも目途が立っていきました。

そして、バラバラだった家族も元のように笑顔で会えるまでとなりました。

もし、YSメソッドに出会っていなかったら、兄や私を必死に育ててくれた父、母、そして自分自身も、三日月の存在のまま一生が終わっていたと思います。

YSメソッドを開発してくださった佐藤先生、折れそうな心をサポートし続けてくださったスタッフの皆様、家族の大満月に気が付かせていただき、本当に有難うございました。

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暴れて家族を苦しめる存在となっていたお兄さんが、本当は自分の安定を捨て、お父さんの代わりに、病気になるまで必死に働き続けてくれた、大きな愛そのもののお兄さんだったんだという「真実」が見えた瞬間、A.Sさんは満月の涙を流されたのでした。

お兄さんが見せる恐怖から逃げずに、問題と向き合い、満月に踏み込み続けた結果、お兄さんだけでなく、亡くなったお父さんも含めて、家族全員が救われたのは、本当に素晴らしいことです。

心折れずに、このような状況を乗り越えてこられたA.Sさんは、家族を愛する、まさに大満月そのものです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

心の学校キャンパススタッフ 木下英治