心の学校キャンパススタッフの武田早苗です。本日は、tomoさんのみずみずしく心に響く体験を皆様にお届けできますことを、大変嬉しく思います。
どうぞ早速、お読みくださいませ。
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こんにちは。僕は今を生きてチャンピオンになるプロボクサーのtomoと申します。 半年ほど前、小学3年生の男の子がジムに入ってきました。(仮にA君とします)親御様からお話を聞くと、A君は学校でいじめにあっているとのことでした。
それから僕は自分の練習をしながら、A君のミットを持つようになり、ご両親のお話も聞くようになりました。気がつけば、A君は毎日のようにジムに来るようになっていました。
先日、A君のお母様と電話でお話ししました。お母様はこう聞かれました。「どうしたら、そんなに心身ともに強くなれるのですか?」
僕は答えました。「強さも弱さも、自分が決めているだけだと思っています。」
するとお母様は、「どうしたら、そのような考え方になれるのですか?」と、とても興味深く聞いてこられました。
僕は逆に問いかけました。「人生は一度きりです。誰に遠慮して生きているのでしょうか? 他者評価も、良いも悪いも、本当は実態のないものではないでしょうか。それに、しがみつく必要はないのではないでしょうか?」
するとお母様は打ち明けてくださいました。「実は私は、親のレールの上で生きてきて、弱い人間なんです。」
僕はすぐに、「素晴らしいですね!今こうして自分の弱さを曝け出せた。その強さがあるじゃないですか。すごいことやないですか!」
お母様は驚かれていました。そこから、お母様はこうも話してくださいました。「A君が『ボクシング強くなりたい』と言っている姿を見て、安心している自分がいる」と。
僕は“美点発見”をお伝えしました。「いじめは決して許されることではありません。でも、その経験があったからこそ、今がターニングポイントなのかもしれませんね。」お母様は、とても驚かれていました。
続けて、「もし、いじめの経験がなければ、ボクシングに出会えなかったかもしれない。A君が“強くなろう”と思わなかったかもしれない。ジムのみんなにも出会えなかった。お母様が弱さを曝け出すこともなかった。我が子を見て安心している自分に気づくこともなかった。それはA家にとって、必要な出来事ではなかったのでしょうか?」
当然、お母様は驚かれていました。さらに僕は問いかけました。「人は、死ぬために生きているわけではないですよね。生きたまま、生まれ変わることもできると思いませんか? 可能性って無限だと思いませんか?」
少し涙声で「そうですね」と答えてくださいました。
お母様は「これから毎日、美点発見をやります」と言ってくださり、「分からなければ、僕も力になります」とお伝えしました。
人は自分の色眼鏡で、良い・悪いを判断します。それは過去の経験にすぎません。僕たちは「今」を生きることで、未来を切り開ける無限の可能性があると信じています。
起こる出来事は、その人、その家族にとって必要なこと。出来事が教えてくれる。そこには、すべて“お陰様”があると思っています。すべて感謝に尽きます。
大雨でも踊り狂えば、きっと楽しい。虹を喜ぶか、雨を喜ぶか。どちらも喜べたら、さらに幸せだと思います。薄っぺらい「ありがとう」よりも、心の底からの「ありがとう」が大好きです。戦隊モノのヒーローの赤レンジャーより、常にチャレンジャーでありたい。
これからA君が、「いじめられた経験があって良かった」とご両親とともに思える日が来ると、僕は信じています。
文章を書くのは得意ではありませんが、チャレンジャーとして書かせていただきました。行動した後悔と、行動しなかった後悔。どちらが大きくなるのでしょうか。これからが楽しみです。
最後に、こうしてあらためて文章に綴ってみることで、新たな発見がありました。僕はその家族に勝手な「可哀想な家族なんだな」というレッテルを貼っていました。三日月の捉え方ですね。
僕自身も三日月を外していかなければならないという事に気付かせていただきました。三日月は人が笑みをこぼした時の口元の三日月で十分だなと思いました。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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いかがでしたでしょうか。tomoさんは、真摯に「本当の自分 真我」に向き合い続け、今では周りの方々へ大きな光の愛を伝えておられます。
若い世代からあふれ出るこの深く力強い愛のエネルギーに触れるたび、新しい時代の到来を感じ、心身ともに幸せを実感しております。本当にありがとうございました。
授かった命ぐらいは贅沢に使いたい




