どんなドラマより面白い?

こんにちは。心の学校キャンパススタッフの宇田桂子です。

前回、「一人芝居」という内容で書かせていただきました。

何が「一人芝居」なのかと言いますと、全部自分の思い込みの世界で、誰も自分が思っているようなことは思っていなかった、ということが分かったからです。

「本当の自分」に目覚めるまでは、まさしく「自分を中心に地球が廻っている」という生き方をしていて、それが一番良い生き方だと思っていて、少しの疑問もありませんでした。

だから、何か上手くいかないことがあると、全部周りのせいにして、誰に対しても、私が上手くいくようにやってくれないのが悪い、と決めつけるところがありました。

「何で、もっと私の気持ちを分かってくれないの?」とか、「何で、そんなことを言うの?」とか、自分のことを分かろうとしない。

周りの人間が悪くて、自分は全然間違っていないと思っていました。

でも、「本当の自分」に目覚めた時に、一番ショックだったというか、頭をガーンと殴られるほどの衝撃を受けたのがこの部分でした。

「ああ“私の心が全部問題だったんだ”・・・!!」

本当の自分の心が出てきた瞬間に、

「何て酷い生き方をしていたのか!」

「周りの人に対して本当に申し訳ないことをしてしまった・・・」

「みんな私のことを本当に愛してくれていたんだ!」

「全部、私の心を気づかせてくれていたんだ!」

「私が勝手に分かろうとしなかったんだ・・・・」

本当に恥ずかしかったです・・・。

今までは、醜い心を隠すために表面を装うことで、良い人に見られるよう演技をしていたことに気づかされました。

そして、さらに「本当の自分」を極めていった時に、そんな自分だったからこそ、人間関係や仕事など、自分では分からないところで上手くいかず、

そこで色んな矛盾を感じたことで「本当の自分」に出会うことができたんだ、ということにも気づけました。

「本当の自分」に出会うことで、今までの自分の生き方が、手に取るように観えるようになりました。

そして、その自分を責めるのではなく、「その自分で良かった!」と、心から感謝ができるようになったのです。

ずっと、どの自分で生きたらいいのかを模索して、一人よがりの自分を作り上げて生きていましたが、“やっと出会えた本当の自分”、今まで演じてきたどの作品の役より面白くて、

ありのまま、そのままの自分であればあるほど、多くの人に感動してもらえることがとても喜びです。

19年前、最初に佐藤先生にお会いしたときに、私がずっと演技の世界で生きてきたことを否定することもされず、

「本当の自分で生きることは、どんなドラマより面白いですよ」と言ってくださった意味が、やっと魂で分かるようになってきました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

心の学校キャンパス事務局