大嫌いな父から、大好きな父へ

皆さま、こんにちは。本日は心の学校・キャンパスのスタッフ奥村紀子が担当いたします。

では前回の続きをお伝えしたいと思います。

ある時、友人と久しぶりにランチをしました。友人に「夢はなぁに?」と聞かれましたが、日々の生活に追われて先の事など考えられなかった私には、全く浮かびませんでした。

1週間後にまた会う約束をして、それまでに夢を考えてみました。

そうだ!マンションを持ちたいなぁ。海外旅行も行きたいなぁ。家族みんなで温泉にも行きたいなぁ。などいくつか夢を考えて友人に会いました。

その友人のお仲間はとっても前向きで、会社の文句や上司の悪口などは言わず、将来どうしたいか、自分を高めるためにはどうしたらいいか、きれいになるためにはどうしたらいいか、そんな話をするのです。

それまでの職場と家だけの生活から、新たな世界を見せてくれました。

スーパーの仕事で忙しい中でも、1週間1回その集まりに行くことがとても楽しみになりました。

その仲間で心の学校でしているワークを取り入れていました。

美点発見というワークで、父と私自身の美点発見を1日20個でも30個でも、書ける日は100個を半年間続けました。

父は口うるさくて、女性を見下している、バカにしていると思い、大嫌いでした。実家に帰っても、ほとんど話しませんでした。

美点発見をすることで、小さな頃はよく父の膝の上に乗って甘えていた事、毎年海に連れて行ってくれた事、マラソンの練習を一緒にしてくれて、大会で2位になった事など、沢山のことを思い出し、父のことが大好きだった。

父に愛されていたんだーとわかりました。

翌年のお正月、実家に帰ったら、ほとんど話さなかった父が、突然、「マンション欲しいなら、頭金出してあげるよ」と言うのです。

マンションのことなんて一言も言っていないのに。

その後、すぐにマンションが決まり、いよいよローンを組む段階になり、なぜか審査が通らなかったのです。

諦めかけていましたら、父から「全額出してあげるから、買っても良いよ!」と信じられない言葉を言われ、何が起きているのか、よくわからないまま、今住んでいるマンションを購入しました。

頭では捉えきれない何かが、大きく動いていると感じました。

父のことが大嫌いの色メガネが、美点発見によって、父の美点が見える透明なメガネに変わり、元々大好きだったことに気づけました。

いよいよ次回は「本当の自分」に逢う講座を受けて、どう変化したのかをお伝えしたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

明日の配信も楽しみにお待ちください。

心の学校キャンパス事務局