みなさま、こんにちは!心の学校キャンパススタッフの中島康介と申します。
今回も前回に続き、「家族と社会の繁栄は人と人の心から」というテーマで、私が大切だと思うことをお話しさせていただきます。
日々の生活や仕事で感じるのは、何かを成し遂げるときは結局、人と人との「心のつながり」が実は大きな「鍵」になるということです。
家庭の中でも、社会の中でも、みんなが同じ方向を向いて、気持ちを一つにして進んでいくには、相手を想う気持ちとお互いを尊重し合う心がとても大切ではないでしょうか。
家族においては、「ただ一緒に過ごしているだけ」という状態になりがちかもしれません。
しかし本当に大事なのは、相手の心に寄り添い、困っていることがあればそっと手を差し伸べること。
それが小さなことでも、心が通じ合った瞬間に親子や夫婦の絆は深まり、家族全体の雰囲気が変わっていったり社会でも同じことが言えると思います。
会社や地域コミュニティなど、さまざまな場面で出会う人たちといい関係を築こうと思ったら「相手はどんな価値観を持っているのだろう?」と考えるところから始まります。
そこに関心を持つことで、相手に共感しやすくなり、自分の意見も柔軟に伝えられるようになると私は感じております。
前回も少し触れましたが、やはり継承の本質や育成の土台には、「相手の心を動かす」ことが必要だと思います。
家族同士でも、社会の中でも、「こうしなさい!」と押しつけるだけでは、なかなか思いは伝わりにくいものですよね。
「なぜそれを大切にしたいのか」、「これからどんな未来を描きたいのか」を丁寧に伝えることで、相手の心に火が灯ると思っております。
もちろん、相手を理解しようとする一方で、自分自身の心も見つめ直すことが大切ではないでしょうか。
「本当にこれが正しいと思えているのか」「家族や社会のために、まず自分にできることは何か」そんな問いを自分に投げかけることで、より深いレベルで相手を感じ取り、行動につなげることができると思っています。
家族と社会を豊かにするための3つの視点 ここで、私が日ごろ大切にしている3つの視点をご紹介させていただきます。
①自分の思いを言葉にする
•まずは自分が何を大切に思っているのか、きちんと言葉にしてみましょう。→そうすることで、相手にも想いが伝わりやすくなります。
②相手が大切にしているものを知る
•家族や職場の人たちが、どんな目標や価値観を持っているか理解しようとする姿勢が、心のつながりを強めます。
③ 少しずつ協力し合う環境をつ くる
•小さなことでも、相手と一緒にチャレンジして成果を出せば、それが次のステップへの原動力になります。
家族と社会が豊かに繁栄していくためには、「みんなが幸せになれるビジョンを共有し、そこへ向かって一歩ずつ歩むこと」が欠かせないと思います。
そして、そのビジョンはどんなに大きくても、私たち一人ひとりが持つ「心」が結び合わないことには実現できません。
それは、家庭内の小さなルールをみんなで作って守るところから始まってもいいし、会社のチームで価値観や理念を話し合うことかもしれません。
大事なのは、一人ひとりが「相手を想う心」を持ち続けること。
その積み重ねによって、やがて大きな信頼関係が生まれ、家族や社会全体へと広がっていくのではないかと私は思っております。
人と人との心が通い合うことで、家族も社会も、より豊かに、より明るい未来を描けるはずです。
みなさまもぜひ、今日から身近なところで「相手の心に寄り添う」ことを意識してみてください。
それでは、今日という一日がみなさまにとって素晴らしい日となりますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
心の学校キャンパス事務局