人間関係のもつれの原因と対処法

※YSカウンセリングセンター監修

こんにちは。

心の学校オウンドメディア編集部です。

人間関係は、私たちの人生において避けられない要素ですが、時にもつれたり、複雑になったり、軋轢が生じたりすることがあります。

そんな時、あなたは一人で抱え込んでいませんか?

人間関係の問題に悩んでいるのは、あなただけではありません。

生きていれば、誰でも人間関係で悩んだ経験が、一度や二度は必ずあるものです。

ですが、そのもつれた人間関係をそのままにしておくことはおすすめしません。

日々気持ちよく過ごすためにも、周囲との関係はなるべくよくしておきたいですよね。

では、どうすれば人間関係を改善できるのでしょうか?

一緒に考えていきましょう。

人間関係のもつれの原因

人間関係がもつれる原因は様々ですが、主なものは以下の通りです。

1. コミュニケーション不足

コミュニケーションが不足していると、お互いに相手のことが理解できません。

理解できない相手との人間関係を改善するのは非常に困難です。

2. 価値観や考え方の相違

人は誰しも、生まれ育った環境によって価値観が違うものです。

価値観が違えば、考え方も違ってきます。

3. 感情のコントロールができない

感情をコントロールすることは、人間関係を円滑にするためには欠かせません。

みんなが自分の感情のままに物事を進めようとすると、うまくいかないの当然です。

4. 相手への理解不足

相手のことがよくわからないままだと、対応の仕方を考えることもできません。

どう対応するのが正解なのかを知るためには、まずは相手のことを知る必要があります。

5. 自分の欲求を優先しすぎる

自分が正しいと思うことをやり遂げたいという欲求は誰にでもあります。

ですが、それを無理に押し通そうとすると、軋轢の原因になりかねません。

いくつかの原因が重なることで、人間関係が複雑になります。

でも、大切なのはこれらを放置せず、解決に向けて向き合うことです。

あなたの人間関係を複雑にしている原因を知り、解決方法を探っていきましょう。

人間関係の改善方法

では、どのようにすれば人間関係を改善できるのでしょうか?

以下の5つのポイントを意識してみましょう。

1. 相手の立場に立って考える

自分の立場からだけで物事を見ていると、相手の気持ちはわかりません。

人間関係を客観的にとらえるためにも、まずは相手の立場になって考えてみましょう。

そうすれば、それまで見えていなかったものが見えてくるかもしれません。

2. 自分の感情をコントロールする

自分の感情に正直になることは、何も悪いことではありません。

しかし、それは時と場合によります。

感情のままに行動してばかりいては、周りと衝突してしまいます。

いったん落ち着いて、感情を抑えて冷静になってみましょう。

3. 感謝の気持ちを伝える

相手をよく観察し、よいところを見つけて、感謝の気持ちを思い切って伝えてみましょう。

感謝されて悪い気になる人はまずいません。

感謝の気持ちを伝えると相手も嬉しいですし、自分も嬉しい気持ちになります。

そこから関係改善の糸口が見えてくることもあるでしょう。

4. 謝罪の気持ちを伝える

自分を顧みて、どこか悪いところはなかったか、一度考え直してみてはどうでしょう。

相手に嫌な思いをさせていたかもしれないと思ったときは、思い切って謝罪の気持ちを伝えてみましょう。

そうすれば、相手もまた、自分を顧みる機会にもなりますし、お互いさまという気持ちを持つことができます。

5. 相手を尊重する

自分のことばかりでなく、相手を尊重する気持ちを日頃から持つことも大切です。

相手の立場や考え方を尊重して行動していれば、相手もまた、あなたの立場や考え方を尊重してくれるようになります。

お互いに尊重し合える関係になれれば、人間関係もうまくいくでしょう。

特に、感謝と謝罪の気持ちを伝えることは、人間関係を良好に保つ上で非常に重要です。

感謝と謝罪の気持ちを伝えることが重要な理由は、感謝の気持ちを伝えることで、相手は自分が認められていると感じ、モチベーションが上がります。

また、謝罪の気持ちを伝えることで、相手は自分の気持ちを理解してもらえたと感じ、関係修復のきっかけになるからです。

感謝と謝罪が人間関係を改善する理由

感謝と謝罪が人間関係を改善する理由は、以下の5つの理由です。

1. 相手の存在を認めることができる

自分のことばかりを主張していると、相手のことが見えてきません。

相手に対し感謝と謝罪を伝えることで、相手のことを理解し、認めることができるようになります。

すると相手もまた、あなたを理解し、認めてくれるようになるでしょう。

2. 相手の気持ちを尊重することができる

相手に対し、感謝や謝罪を伝えることができるようになると、相手のことを尊重する気持ちが生まれます。

相手を尊重できるようになれば、自分のことばかりを主張して衝突するといったトラブルは確実に減っていきます。

そうすれば相手もまた、あなたを尊重してくれるようになっていくでしょう。

3. 自分の非を認めることができる

謝罪をする、というのはとても勇気のいることです。

ですが、謝罪をすることによって自分を顧みる機会を持つことになり、自分のどこが悪かったのかを見つめなおすきっかけになります。

自分の非を認めることによってそれを正していくことで、相手との関係も改善していくことでしょう。

4. 相手との関係を修復するきっかけになる

こじれてしまった相手との関係を修復するのは簡単なことではありません。

お互いに自分の正しさを主張している状態では、解決の糸口も見えてこないでしょう。

ですが、あなたの方から相手の立場に立ってみて感謝や謝罪を伝えることで、相手もまた、あなたとの関係を見直すきっかけになるかもしれません。

5. 相手との信頼関係を築くことができる

感謝や謝罪は、人間関係を円滑にするうえで重要な役割を果たします。

日頃から感謝や謝罪を伝えてくれるような相手のことは大切にしたいと思うものですし、信頼できる相手だと思ってもらえれば、人間関係もうまくいくでしょう。

感謝と謝罪は、人間関係の潤滑油のような役割を果たします。

この二つの言葉を大切にすることで、人間関係はよりスムーズに、より良いものになっていくのです。

人間関係の軋轢への対処法

人間関係に軋轢が生じた時は、以下のように対処するのがおすすめです。

1. 相手の気持ちを理解しようと努める

人間関係に問題が起こった時、相手がどう感じているのかがわからなければ、解決の糸口は見えてきません。

まずは、相手の立場になって考えてみるところから始めてみましょう。

2. 自分の感情を冷静にコントロールする

自分の気持ちばかりが先走っていては、相手の気持ちを蔑ろにしてしまう可能性があります。

まずは冷静になり、自分の感情を抑えて、起こっている問題を客観視してみましょう。

3. 問題の本質を見極める

人間関係がもつれてしまった原因はどこにあるのか、それをまず見極める必要があります。

よくよく考えてみると、思わぬ原因が見つかるかもしれません。

4. win-winの解決策を探る

問題を解決するには自分だけがよければそれでいい、とはなりません。

それでは相手に不満が残り、根本的な解決とは言えないでしょう。

お互いに納得できるように話し合うことが大切です。

5. 必要であれば第三者に相談する

一人で抱え込まず、周りの人に相談することで、新しい視点や解決策が見つかるかもしれません。

でも、最終的に問題を解決するのは、当事者であるあなた自身です。

感謝と謝罪の気持ちを持ちながら、粘り強く取り組んでいきましょう。

まとめ:人間関係がもつれたとき、対処法はたくさんあります

人間関係のもつれ・複雑さ・軋轢は、誰にでも起こり得ることです。

大切なのは、それをどのように乗り越えていくかです。

相手を理解しようと努め、自分の感情をコントロールし、感謝と謝罪の気持ちを伝えることで、人間関係は改善されていきます。

特に、「ありがとう」と「ごめんなさい」という言葉は、人間関係を決定的に良くするために欠かせません。

この二つの言葉には、相手の存在を認め、尊重し、自分の非を認める力があるからです。

そして、それが信頼関係の構築につながるのです。

人間関係は複雑ですが、諦めないことが大切です。

一歩ずつ相手を理解し、自分を見つめ直していくことで、きっと素晴らしい関係性を築いていけるはずです。

「ありがとう」と「ごめんなさい」この二つの言葉をうまく使って、今日から人間関係を改善していきましょう。

あなたなら、きっとできます。

私たちはあなたを応援しています。

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