職場の人間関係を良くする方法

※YSこころのクリニック監修

こんにちは。

心の学校オウンドメディア編集部です。

人間関係に悩む人は非常に多いです。

特に社会人になって働きはじめると人間関係もとても広くなります。

そして、職場には様々な人がいますよね。

あなたの苦手な人や、自分の意のままにならない人もきっといるのではないでしょうか?

今日はそんな職場における人間関係を良くする方法についてお話ししたいと思います。

人間関係を良くするためには最終的には話し合いが必要

結論から言うと、人間関係の問題を解決するためには、最終的には話し合いをしていくしかありません。

とても勇気がいることですが、相手から逃げないで、正面から自分の考え方を話してみましょう。

もしそれで、話が合えばしめたものですよね。

たとえ話が合わなかったとしても、話が合わないなりに別の手段を考えればいいのです。

それはどちらにせよ、大きな問題ではありません。

ただ、何もせず「ああじゃないかな?」「こうじゃないかな?」と想像していても何も解決しませんし、理解しあうことはできません。

「あの人はこう思っているのだろうか?」
「どう思っているのだろうか?」

と、つい考えて行動ができなくなってしまう気持ちは痛いほどよく分かります。

しかし、自分の頭の中で想像しているだけでは思いが堂々巡りをしているだけで、何の解決の糸口も見つからないのです。

ところが、勇気をもって誠心誠意で相手に思い切ってぶつかっていったら「今まで自分が考えていたことは全部ただの思い過ごしだった」というケースが実際よくあります。

自分の想像は実はすべて間違っている

自分の想像は、全部思い過ごしであるといっても過言ではありません。

「あの人はこう思っているのではないか」と考えるのは、実はすべて間違いなのです。

当人は絶対にそう思っていません。

考えが似ていても自分とその人は違うのだから、同じになる訳がないのです。

ですので、ネガティブな想像はやめて、素直な気持ちでその人と話をしてみましょう。

そうしたら、あなたにも勇気が出るし、自信も付きます。

苦手な人と話すことで、人間関係が改善されるばかりか様々なことに気づくことでしょう。

これは人間関係に関わらず、あなたにとって成長する大きなチャンスになります。

例えばもしあなたが会社で上の立場だったとして、社員のAさんとBさんが気まずい事態になった場合、それが会社の業務に差し障ると判断したら、必要に応じて両者に話し合いをさせるようにするとよいでしょう。

そうすれば双方の勝手な想像や憶測が消えて、真実が浮き彫りになりますよね。

社員としての職場の人間関係

職場の人間関係は、自身の仕事においても、会社の業績を高めるためにも大事なことです。

しかし少し気を付けたいのが、会社の経営と言う観点から言うと、人間関係を良くするために会社を経営しているのではなく、あくまでも業績を上げるための人間関係の改善です。

例えば、サッカー選手や野球選手は人間関係をよくするために試合をしている訳ではありませんよね?

もちろん人間関係はよいに越したことはないですが、人間関係を一番にしてしまうと強いチームにはならないでしょう。

では、何のために試合をするのかというと、やはり“勝つこと”が一番ですよね。

“勝つ”と共通の目標のために、たとえ気が合わない人でも選手同士協力しなければチームとして勝つことは難しいです。

つまり、私たちも会社という組織で仕事をするプロとして、職場の人間関係において普段は仲が悪かったとしても、いい仕事をするためには相手が嫌いでもやるときはやらなければいけません。

私やあなたも含めてすべての人は、どうしても自分を中心に考えがちになってしまいます。

それは仕事としてもあらゆる業種に関しても言えます。

自分のために仕事をするのか?

それとも、お客様に喜んでもらうために仕事をするのか?

この答えは、究極的にはやはりお客様本位ということになります。

ただ、お客様本位ということをどれだけ具体的に仕事に反映させられるかは、とても難しいです。

お客様本位で仕事をすることはとても難しいことですが、その反面、お客様に少しでも喜んでいただければ、苦労が苦労にならなくなります。

上司としての職場の人間関係

職場における人間関係でよく「上司は人望があった方がいい」と言われますよね。

では、その人望とは一体何なのでしょうか?

どうすれば人望を高めることができるのでしょうか?

実は、人望を高めるために必要なことは、高めようと思って自分に何かをするのではなく、それぞれの社員さんの長所を見つけて、口に出して褒めてあげてください。

一見関係がないように感じますが、それが人望を高めることに繋がります。

社員さんの長所を口に出して褒めると、才能がどんどん活性化されていきます。

どんな人でも、仕事に勢いが出てきて伸びていきます。

褒められて嫌な人は誰もいませんよね。

ほとんどの人は自分が他人にどう見られているか気になると思います。

ですので、人から自分がどう言われているのか強い関心を持ちます。

職場の人間関係を良くするためには、その人の良いところを見て、良いところだけを褒め、良いところを認めてあげれば、その人の良いところが必ず出てきます。

良いところが出てくるのと同時に、自分の長所を褒めてくれた人は良い人に見えてくるので、長所を口に出して褒めることは、人の上に立つ者として大事な要素と言えるでしょう。

職場での人間関係を良くする方法のまとめ

職場での人間関係は多くの社会人にとって頭を悩ます問題です。

多くの職場は異なる性格や価値観が交差する場で、必ずしも自分と波長が合うわけではない人々と協力しなければならないからです。

しかし、ずっと自分の頭の中で相手のことを考えていても何も始まりません。

なぜなら、「あの人はこう思っているのではないか」と考えるのは、全部思い過ごしであると言っても過言ではありません。

本当の「あの人」ではなく、自分のなかの「妄想・想像上のあの人」だからです。

ですので、素直にまず相手と話をしてみましょう。

そして、もし話が合わないようなら別の手段を考えましょう。

時には自分と意見が合わない人もいるかもしれませんが、仕事を成功させるために、そしてその先のお客様に喜んでもらうためにも、協力することも必要です。

もしあなたが上司なら、自身の人望を高めようと思って自分に何かをするのではなく、それぞれの社員さんの長所を見つけて、口に出して褒めてあげてください。

この記事では、そんな職場の人間関係を良くするための方法と考え方をお話ししました。

この話があなたの参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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