両親のマイナスの記憶が愛だとわかった

こんにちは。心の学校キャンパススタッフの武田です。

今日は、石原幸夫(仮名)さんの体験談をご紹介させて頂きます。石原さんは、どのようにして両親のマイナスの記憶が愛だとわかったのでしょうか。

ご両親との和解を果たされた過程とその心からの、魂の喜びを文章にしたためてくださいました。どうぞご覧ください。

——————————

佐藤先生、実践会の皆様、いつもありがとうございます。私の体験談をお伝えさせていただきます。

私は、長年苦しんでいた鬱病が、本当の自分に目覚めたことで奇跡のように消えました。念のため精神科の受診は続けており、症状として残っているアルコール依存と睡眠障害が回復することも願ってずっと佐藤先生の生み出されたワークに取り組んできました。

そんな中、昨年の暮れから仕事量が増えていくに従い、体調不良となり、今年に入り、3週間仕事をお休みすることになりました。

「この貴重な休職の3週間をだるいからと寝て過ごすのか、そうではない、今こそ真我に踏み込まないといけないと強く思い、とにかく自分ができるあらゆることをしよう」と思いました。

まず、読めていなかった佐生先生の書籍「自分が正しいと思った時に間違いが始まる」を繰り返し繰り返し読み、完璧愛ポストで真我に目覚めたことを思い出し、心のゴミ出しをした後に必ず完璧愛ポストをしました。

仕事中に参加できなかった実践会のホームカリキュラムにもほぼ欠かさず参加し、とにかく24時間、真剣に真我に向き合いたかったのです。

真我心経の佐藤先生の言葉を繰り返し、読んでいると内観光受状態になり、ある瞬間に父や母への恨みや憎しみ、不満が、全部父と母の愛だった、自分が間違えていたと分かりました。驚愕でした。

私が望んでいたことはこれだったのです。そこからは涙が溢れ、布団にくるまりながら「お父さんごめんなさい。お母さんごめんなさい。」と繰り返し叫んで号泣しました。

多分、20分~30分は号泣していたと思います。5日後、車で3時間以上離れている実家に戻り、両親を前にして、今伝えなければもう伝えられないかもしれないと勇気を出しました。

「お父さんとお母さんを恨んでいたけど、自分が間違っていた」、「自分はお父さんとお母さんに愛されていたことがわかった」、「自分はずっと生まれてこなければよかったと思っていたけど、お父さんとお母さんの子どもに生まれてきてよかった」

「お父さんとお母さんが生きているうちに伝えられてよかった」と伝えることができました。母は涙ぐんで嬉しそうに「はい」と応えてくれ、父は照れくさそうにしていました。

その直後に佐藤先生のセミナーがあり、このことをご報告でき、佐藤先生から、「めちゃめちゃ良かったじゃないですか!」と言っていただいて、やはり休職を要するほどの体調の悪さは、真剣に向き合うようにとの魂のメッセージであり、好転反応だったんだと確信が持てました。

さらに真我に踏み込んでいきます。ありがとうございました。

——————————

本当の自分に出会って鬱は消えたけれど、ずっと両親との関係を気にされていた石原さん、真我の踏み込みにご自身のスイッチが入り、これまで読まずにおいていた佐藤先生の書籍を強く読みたくなる気持ち、無性に唱えたくなった真我心経も、心のスイッチが入ることにより重要な事の引き寄せを石原さんが自ら興したのだとも思えました。

真我への出会いや歩みは、誰一人同じものはないのかもしれません。今日は少しでもご参考になればとの石原さんの思いをお届けできたことをうれしく思います。ありがとうございました。

心の学校キャンパス・スタッフ 武田早苗