※YSこころのクリニック監修
こんにちは。
心の学校オウンドメディア編集部です。
子育ては喜びに満ちた経験ですが、多くの悩みや不安もありますよね。
特に30~40代の親にとって、子どもの教育、成長、そして子どもの自己肯定感をどう育むかは子育ての大きな課題と言えるのではないでしょうか。
進学など子どもの将来に関わる重要な時期に子育て中の親としての役割を果たすことは、時に大きなプレッシャーとなります。
子どもの健全な成長を願う気持ちは誰もが持っていますが、その一方で、自分の不安や心配が子どもに影響を与えていないかと心配になることもあるでしょう。
こうした不安は、子育て中の親として当然のことであり、多くの人が共感できる問題です。
子育て中の親が抱える不安や悩みは、どのご家庭でもあるものです。
共働き家庭であれば、仕事と家庭のバランスをどう取るか?
在宅で仕事をしている親御さんであれば、子どもの社交性をどう高めていくか?
などの問題があるでしょう。
このような悩みを持つ子育て中の親御さんたちが、それぞれの立場でどのように対処しているかを知ることは、他の子育て中の親にとっても大いに参考になります。
この話が少しでもお役に立てば幸いです。
子育て中の親の不安が子どもに与える影響
子育て中の親の心の状態が、子どもに直接的な影響を与えるということをあなたはご存知ですか?
実は、子育て中の親が抱える不安やストレスがそのまま子どもに伝わり、子どもの心も不安定になることがあるのです。
例えば、
・学校での成績に対する親の心配が子どもにプレッシャーとして感じられ、子どもも学校生活が苦痛になり学校へ行きたくなくなってしまったり
・親が過干渉になりすぎて親子間でのコミュニケーションが難しくなり、子どもが親の言う事を聞かなくなってしまったり
・自分のストレスが溜まって子どもについ乱暴な言葉遣いをしてしまい、子どもも学校で同じように友達に乱暴な言葉遣いをしてしまったり
などなど、親の不安が子どもの心の健康に影響を与えることは少なくありません。
そして、子育て中の親の不安は子どもの自己肯定感にも影響を与えることがあります。
親が子どもの失敗を過度に心配したり、怒ったりすると、子どもは自分に対する自信を失いやすくなり「どうせ自分はダメな子なんだ…」と、子どもの自己肯定感が下がってしまうんですね。
そして、子どもの自己肯定感が下がってしまうと、失敗が怖くて行動ができなくなってしまったり、他人に心を開けず自分の意見を言えなくなってしまったり、いつもネガティブ思考になってしまうかもしれません。
こうしたことを避けるためにも、子どもが挑戦することを恐れず自信を持って行動できるように、親がまず自分の不安をコントロールし、子どもを信じてあげて、そして過度に干渉せず見守る姿勢を貫きましょう。
「子どもは天からの授かりもの」という考え方
「子どもは天からの授かりもの」という考え方は、親子関係において非常に重要です。
この考え方を持つことで、親は子育て中でも子どもを一つの独立した存在として尊重し、見守ることができます。
子どもを自分の所有物として考えるのではなく、天から預かった大切な存在として受け入れることで、親の子育て中の不安やストレスも軽減されます。
「私はそんなふうに思っていない」という人もいるかもしれませんが、「なぜわが子のことになるとこんなにも感情移入してしまうのか?」と考えると、やはり多かれ少なかれ「自分とは別の人間」と思えていないからではないでしょうか。
なので、必要以上に期待したり、逆に必要以上にダメだと思ったりしてしまうのです。
子どもは確かに母親から生まれてきた存在ですが、「あなたの子どもではない」と考えてみましょう。
よく「子どもは天からの授かりもの」と言われますが、実際にその通りなのです。
天から預かった子どもを広い心で見守りながら育てていくことで、親子関係がより良いものになります。
心の持ち方で子どもにも変化が生まれる
子育て中の親の心の持ち方が子どもに与える影響は大きいです。
親が心の中で「子どもは完璧で完全な存在だ」と信じることができれば、その安心感が子どもに伝わります。
子どもは親の感情や態度に敏感に反応するため、親の心が安定していると子どもも安心して成長することができます。
例えば、子どもが友達と仲が悪くなってしまったり、学校で困難な状況に直面している場合でも、親が「この子は乗り越える力を持っている」と信じて見守ってあげましょう。
親が安心して見守ってあげることで、子どもも自分を信じて困難に立ち向かう力を発揮することができます。
子どもは自分自身の能力や価値を感じ取り、前向きな態度でのびのびと日々の生活を送ることができるでしょう。
子どもを信じて見守る大切さ
子育て中に、もしあなたが不安やストレスに感じることがあったら、「子どもは天からの授かりもの」という考え方に切り替えてみましょう。
親が子どもをひとつの独立した存在として尊重し、そっと陰から見守ることで、親子関係はより健全で良好なものになります。
親の子育てに関する不安や心配が子どもに伝わってしまうと問題が悪化することもありますが、まずは親が自分の心を安定させ、子どもを信じて見守ることで、子どもも安心して成長することができます。
私たち親は、まずは自分の不安をコントロールし、子どもを信じて温かく見守りながら、親子関係をより深く築いていきましょう。
この話があなたの助けになれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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